背景色が黄色の、5ナンバー車は、軽乗用車です。ナンバープレートと車検証で確認できます。
軽乗用車の見分け方や、どんな車が当てはまるかを、整理しました。
分類番号の上一桁が5の、黄色いナンバープレート
ナンバープレートの地名の右側の数字を分類番号と呼びます。分類番号の、左端の数字が5の車が、軽乗用車です。
このナンバーには、背景の色が白いもの、黄色いものがあります。自動車保険を検討するうえでは、この違いは重要です。
ナンバープレート | 意味 |
---|---|
![]() |
軽乗用車。全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、排気量660cc以下。 |
![]() |
小型乗用車。全長4.7m未満、全幅1.7m未満、全高2.0m未満、排気量2,000cc未満(ディーゼル車は無制限)。 |
このページでは、軽乗用車を取り上げます。小型乗用車は、白い5ナンバーの保険料相場をご覧ください。
軽自動車のナンバーは、貨物車と乗用車の2タイプに分かれる
軽自動車には、乗用車の他に、貨物車があります。
ナンバープレート | 意味 |
---|---|
![]() |
軽貨物車。全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、排気量660cc以下。荷物用床面積が0.6平方m以上。 |
![]() |
軽貨物車。事業用の車両。赤帽、宅配便の軽トラックやワゴンなど。 |
軽乗用車の全長、全幅、全高、排気量は、上の表の軽乗用車と共通です。違うのは、荷物用床面積です。
軽貨物車の保険料相場は、黄色い4ナンバーの保険料相場をご覧ください。
なお、乗用車か貨物車かは、車検証に記載されています。図は、乗用車の例です。

これから車を購入される方は、車検証で確認するか、ディーラーの担当者に確認してください。
黄色い5ナンバー車の自動車保険の保険料相場を調べました。
黄色い5ナンバーのうち、いくつかの人気車種について、
よく売れているダイレクト型自動車保険の保険料を調べました。
つまり、ダイレクト型の保険料相場です。
保険料相場より高いか同じくらいであれば、補償内容や保険会社を見直すことで、保険料をもっと節約できます。
N-BOX
ホンダが製造・販売している、トールワゴン型の軽乗用車です。

- 記名被保険者 30歳
- 運転者の範囲 家族型
- 年間走行距離 10,000km以上
- 使用目的 日常・レジャー
- 車両保険 一般タイプ
等級によって保険料は大きく変わります。5つの等級について、保険料を算出しました。ご自分に近い等級をご覧ください。
等級 | 車両保険無し | 車両保険あり |
---|---|---|
6等級 | 41,640円 | 87,250円 |
8等級 | 30,600円 | 64,400円 |
10等級 | 27,900円 | 59,000円 |
14等級 | 25,300円 | 53,500円 |
19等級 | 22,700円 | 48,100円 |
ミライース
ダイハツが製造・販売している、5ドアハッチバック型乗用車(軽セダン)。

- 記名被保険者 30歳
- 運転者の範囲 家族型
- 年間走行距離 10,000km以上
- 使用目的 日常・レジャー
- 車両保険 一般タイプ
等級によって保険料は大きく変わります。5つの等級について、保険料を算出しました。ご自分に近い等級をご覧ください。
等級 | 車両保険無し | 車両保険あり |
---|---|---|
6等級 | 41,460円 | 77,710円 |
8等級 | 30,370円 | 57,220円 |
10等級 | 27,730円 | 52,340円 |
14等級 | 25,090円 | 47,460円 |
19等級 | 22,450円 | 42,590円 |
軽乗用車と小型乗用車とは、経済性と実用性の面でライバルです。自動車保険の保険料は、どちらが有利!?
軽乗用車と小型乗用車とは、経済性と実用性の面でライバルです。
経済性にしぼると、小型乗用車より、軽乗用車の方がやや有利です。
税金面で、軽自動車は優遇されています。
また、燃費の面では、以前は小型乗用車より劣っていましたが、ここ数年でその差は縮まっています。
それでは、自動車保険の保険料では、どちらがコストパフォーマンスに勝っているのでしょうか?
例として、ホンダのN-BOX(軽乗用車)と、ホンダのフィット(小型乗用車)の、現行モデルの一括保険料を比較します。
- 記名被保険者 30歳
- 運転者の範囲 家族限定型
- 年間走行距離 10,000km以上
- 使用目的 日常・レジャー
- 車両保険 一般タイプ
等級 | N-BOX | フィット | ||
---|---|---|---|---|
車両保険 無し |
車両保険 あり |
車両保険 無し |
車両保険 あり |
|
6等級 | 41,640円 | 87,250円 | 47,330円 | 92,110円 |
14等級 | 25,300円 | 53,500円 | 28,800円 | 56,500円 |
車両価格は、フィット145万円(ガソリン車のスタンダード・クラス)に対してN-BOXは185万円。それでも、車両保険を付けないときも、付けるときも、保険料はN-BOX(軽乗用車)の方が、安くなりました。
損保会社は、事故の発生状況を、統計をとってチェックしています。軽自動車は、事故の危険性が低い車種ということになります。
軽自動車は、税金などで優遇されるかわりに、走行性能が厳しく制限されています。そのおかげで、危険な高速走行などをやりにくくなっています。
とは言え、上の表の保険料を見比べると、軽乗用車と小型乗用車の金額の差は、決定的な大きさではありません。
自動車保険の見積もりを集めて、比較して選びましょう。無料一括見積もりサービスが役に立ちます。
上では、ごく一部のモデルの保険料相場をご覧いただきました。スペックが近いモデルであれば、近い金額になります。
それでも、年齢、等級、車種、使用目的、走行距離などの設定によって保険料は変わります。
自動車保険選びは、主な保険商品の見積もりをとって、比較して選ぶことをおすすめします。
とは言え、たんさんの自動車保険の見積もりを集めるだけでも、それなりの時間と負担がかかりそうです。
そこでおすすめしたいのが、無料の自動車保険一括見積もりサービスです。1回の入力で、主要な自動車保険の見積もりが、一気にお手元にそろいます。
いったん見積もりをそろえた後で、条件設定を変えての再見積もりも、簡単にできます。
こちらのサービスの利用車は、平均して、保険料を年間35,000円安くしているそうです。