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自動車保険は、高い商品と安い商品に二極化してます。
また、保険料は毎年のように見直され、安さのランキングは刻々と変動しています。

平均して35,000円も保険料を下げている方法を、お試し下さい。

損害保険会社はどこが良いの?何を基準に比較すればよいの?という疑問にお答えします。

2022年1月時点で、全国で個人向けに自動車保険を販売する損害保険会社は19社あります。けっこうな数です。

このページでは、これらの損害保険会社を、以下のように切り口で分析・分類しています。

個人向けに自動車保険を販売する損害保険各社のプロフィールを一覧にしました。

2022年1月現在、全国で一般世帯向けに自動車保険を販売している損害保険会社を一覧にしました(特定地域で営業している会社、再保険専門の会社は除外しています)。

【あいおいニッセイ同和】
  • 代理店型の国内損保。
  • 国内トップMS&ADグループの主要企業。
  • 売上高業界4位の大手損保。
【アクサダイレクト】
  • 外資系ダイレクト損保。
  • 母体のアクサ(フランス本拠)は、日本の大手損保より巨大。
【イーデザイン損保】
  • ダイレクト損保。
  • 国内2位の東京海上グループ。
【AIG損保】
  • 外資系の代理店型損保。
  • 米国の保険会社AIGグループの日本法人。
【SBI損保】
  • ダイレクト損保。
  • ネットでの金融サービス事業で躍進するSBIグループ。
【共栄火災】
  • 代理店型損保。
  • JA共済と関係が深い(資本系列)。
【ソニー損保】
  • ダイレクト損保。
  • ソニー生命、ソニー銀行と同じグループ。
  • ダイレクト損保の中で売上No.1。
【セコム損保】
  • ダイレクト販売・代理店販売を併用する国内損保。
  • 売上の中心は火災保険、医療保険。
  • 国内最大の警備保障会社セコムの系列。
【セゾン自動車火災】
  • ダイレクト損保。
  • 損保ジャパン率いるSOMPOグループ。
  • 主力商品は「おとなの自動車保険」。
【損保ジャパン】
  • 代理店型損保。
  • 国内3位SOMPOグループの主力企業。
  • 売上高業界2位の大手損保。
【チャブ損保】
  • 外資系代理店型損保。
  • 旧エース損保。
  • チャブ・グループはスイスに本拠。
【チューリッヒ保険】
  • 外資系ダイレクト損保。日本支店として営業。
  • チューリッヒ保険(スイス拠点)は国内大手損保に匹敵する売上規模
【東京海上日動】
  • 代理店型損保。
  • 東京海上グループのリーダー。
  • 単体では売上高国内1位、グループでは2位。
【日新火災】
  • 代理店損保。
  • 東京海上グループの系列の中堅損保。
【ニューインディア保険】
  • 外資系代理店型損保。
  • インド国有企業で、同国最大の保険会社。
【三井住友海上】
  • 代理店型損保。
  • 国内最大、MS&ADインシュアランスグループの主要企業。
  • 売上高業界3位の大手損保。
【三井ダイレクト損保】
  • ダイレクト損保。
  • 国内最大、MS&ADインシュアランスグループ。
【楽天損保】
  • ダイレクト販売・代理店販売を併用する国内損保。
  • 2018年に朝日火災から改名。
  • 楽天グループの損保会社。

名前を聞いたことがない会社でも、規模が大きかったり、大きなバックボーンを持っているのですね。安心です!

企業を比較するなら、まずは売上高が気になりませんか?売上高をランキングにしました。

売上高を通して、その企業の体力とか、世間での支持の大きさを知ることができます。

日本国内の売上高のランキング

2022年度決算結果を元に、売上高(正味収入保険料)ランキングを作りました。

日本全国で一般世帯向けに自動車保険を販売している損害保険会社が対象です。

なお、赤い枠がダイレクト型です(セコム損保、楽天損保は代理店販売もあります)。

依然として、代理店型の方がダイレクト型より売り上げの規模は大きいのですね!

売上の伸びが好調な損保会社

次に、売上高の増減を比較しました。

偶然をできるだけ排除するために、2年前との増減(2019年と2021年の増減)を調べました。

増加額トップ5

まず、増加額が大きな上位5社です。青文字がダイレクト損保です。

順位 会社名 増加額
1位 東京海上日動 406億円
2位 三井住友海上 313億円
3位 ソニー損保 201億円
4位 あいおいニッセイ同和 145億円
5位 セゾン自動車火災 85億円

増加率トップ5

続いて、売り上げの増加率が大きな上位5社をご覧ください。青文字がダイレクト損保です。

順位 会社名 増加率
1位 SBI損保 21.8%
2位 セゾン自動車火災 17.2%
3位 ソニー損保 16.9%
4位 チューリッヒ保険 14.2%
5位 イーデザイン損保 6.5%

%で表すと、もとの売上規模が小さい会社の方が有利になります。

代理店型損保にしろダイレクト損保にしろ、伸びている会社と停滞している会社の色分けがハッキリしつつあります。

自動車保険の売上高のランキング

ここまでは全体の売上高の比較でしたが、今度は自動車保険だけの売上高(正味収入保険料)を比較しました。

順位 会社名 売上高
1位 東京海上日動 11,153億円
2位 損保ジャパン 10,877億円
3位 あいおいニッセイ同和 7,480億円
4位 三井住友海上 6,885億円
5位 ソニー損保 1,239億円
6位 日新火災 878億円
7位 共栄火災 633億円
8位 AIG損保 545億円
9位 セゾン自動車火災 542億円
10位 アクサダイレクト 526億円
11位 三井ダイレクト損保 349億円
12位 イーデザイン損保 334億円
13位 SBI損保 303億円
14位 チューリッヒ保険 188億円
15位 楽天損保 104億円
16位 セコム損保 89億円

ソニー損保は、大手損保4社にはかなわないけれど、それに続くポジションまで伸びていますね!

外資系損害保険会社の、親会社の国籍やその経営規模などを調べました。

自動車保険を販売する外資系損保会社には、以下があります。

  • アクサダイレクト
  • AIG損保
  • チャブ損保
  • チューリッヒ保険
  • ニューインディア保険

米国フォーチュン誌が毎年発表しているGlobal500(2021年版)で、これらの会社をチェックしました。

Global500というのは、全業種の企業の、世界500位までのランキングです。

世界順位 会社名 本拠
46位 アクサグループ フランス
168位 チューリッヒ保険 スイス
208位 東京海上グループ 日本
245位 MS&ADグループ 日本
263位 AIGグループ 米国
331位 SOMPOグループ 日本
333位 チャブグループ スイス

日本の自動車保険市場に進出している外資系のうち、ニューインディア保険以外は、名前があります。

どの外資系も、日本の三大損保グループ(MS&AD、東京海上、SOMPO)に勝るとも劣りません。

外資系企業には撤退というリスクがあります。

しかし、それぞれの国の代表的な企業ですから、後味の悪い引き揚げ方はしないでしょう。

代理店型か、ダイレクト(ネット通販)型か、販売方法によって保険会社を分類しました。

自動車保険を販売する損害保険会社を、代理店型、ダイレクト(ネット通販)型に分類しました。

代理店型
  • あいおいニッセイ同和
  • AIG損保
  • 共栄火災
  • 損保ジャパン
  • チャブ損保
  • 東京海上日動
  • 日新火災
  • ニューインディア保険
  • 三井住友海上
ダイレクト型
  • アクサダイレクト
  • イーデザイン損保
  • SBI損保
  • ソニー損保
  • セゾン自動車火災
  • チューリッヒ保険
  • 三井ダイレクト損保
両方を併用
  • セコム損保
  • 楽天損保

セコム損保と楽天損保は、もともと代理店型だった損害保険会社を買収して設立されました。

そして、新会社になってからダイレクト販売に力を入れ始めました。

「ソルベンシー・マージン比率」や「企業格付」は、自動車保険選びの決め手になりにくいです。

保険会社について調べると、「ソルベンシー・マージン比率」とか「企業格付」という言葉をよく目にします。

どちらも保険会社の経営状況とか将来性を判断する、権威ある指標です。

しかし、実際のところ、自動車保険を選ぶための決め手になりにくいです。

ソルベンシー・マージン比率を参考にしにくい理由

ソルベンシー・マージン比率というのは、保険会社の支払い能力を%表示したもので、計算式は法律で決まっています。

この数字が200%より低くなると危険信号とされています。

下表は、個人向けに自動車保険を販売している損保会社のソルベンシーマージン比率ランキングです(2022年3月末時点)。

1位 AIG損保 1,263%
2位 日新火災 1,245%
3位 チャブ損保 1,210%
4位 共栄火災 1,179%
5位 楽天損保 1,110%
6位 三井住友海上 916%
7位 セコム損保 868%
8位 東京海上日動 843%
9位 ソニー損保 813%
10位 アクサダイレクト 812%
11位 あいおいニッセイ同和 780%
12位 損保ジャパン 697%
13位 チューリッヒ保険 666%
14位 三井ダイレクト損保 653%
15位 イーデザイン損保 647%
16位 SBI損保 527%
17位 セゾン自動車火災 492%

最下位のセゾン自動車火災でも、危険ラインである200%の倍以上あります。今のところ、危険な会社はないようです。

ところで、ソルベンシー・マージン比率が200%より大きい損保会社の数字を比較しても、ほとんど意味はありません

たとえば、2位の日新火災と、8位の東京海上日動と、15位のイーデザイン損保は、すべて東京海上グループです。経営面での安定感は同レベルでしょう。

企業格付はもっと実用性が低い

企業格付けというのは、企業財務や投資の専門家による評価です。

民間の格付会社が複数あって、おもに投資家のために、さまざまな企業の格付を公表しています。

これも自動車保険選びではほとんど役に立ちません。格付の無い損害保険会社が多数あるからです。

下表は、2つ格付会社による損害保険各社の格付の一覧表です(2021年2月時点)。

会社名 S&P R&I
あいおいニッセイ同和 A+ AA
アクサダイレクト
イーデザイン損保
AIG損保 A+
SBI損保
共栄火災
ソニー損保
セコム損保 A-
セゾン自動車火災
損保ジャパン A+ AA
チャブ損保 AA-
チューリッヒ保険 AA
東京海上日動 A+ AA+
日新火災 AA
ニューインディア保険
三井住友海上 AA
三井ダイレクト損保
楽天損保

各社で格付を比較しようとすると・・・ご覧のように空欄だらけです。

とくに、ダイレクト損保は、ほとんどがオール空欄です。

どちらかというと、知名度が低く歴史が浅いダイレクト損保の方が、専門家の評価を知りたいのですが・・・

無料の一括見積もりサービスであれば、1回入力するだけで、主な自動車保険の見積もりが手元にそろいます。

損害保険会社のホームページにいくと、どこも見積もりができるようになっています。それぞれに、わかりやすく、操作しやすいように作られています。

しかし、複数の自動車保険の見積もりを、条件をそろえて作成するのは、手間と時間がかかります。

それどころか、誤解や思い込みで、気がつかないうちに食い違った見積もりをやってしまう危険があります。

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このサービスの利用者は、平均して保険料を年間約35,000円節約されているそうです。

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