おすすめできない自動車保険をご案内します。
このページでは、客観的なデータ(統計や決算数値)や顧客満足度調査などをもとに、品質面で不安材料がある自動車保険をご案内します。
売上が落ちている自動車保険は要注意です。
自動車保険は1年更新なので、保険を見直すチャンスが毎年訪れます。
そして、自動車保険の場合、他社に乗り換えても、デメリットありません。
そういう意味で、自動車保険の顧客満足度は、売上高の増減に反映されやすいと考えられます。

2020年度と2022年度の自動車保険の売上高を比べたところ、ダウンしていたのは、次の損保会社でした。
- AIG損保(-5.6%)
- イーデザイン損保(-9.2%)
- 損保ジャパン(-0.7%)
- 日新火災(-2.8%)
- 三井ダイレクト損保(-2.3%)
- 楽天損保(-21.1%)
2022年度は業界全体として伸び悩み傾向でした。そのため、売上ダウンの会社がいつもより多くなりました。
苦情件数が多い損害保険会社は、こちらです。
業界団体の日本損害保険協会は、協会に寄せられた損保各社についての苦情件数を公表しています。
この苦情件数と売上高の大きさを見比べて、苦情発生率の高さを判定しました。
なお、チューリッヒ保険は日本損害保険協会に入っていないため、外国損害保険協会が公表している苦情件数から判断しています。

2022年度に苦情件数が多かったのは、以下の会社です。
- SBI損保
- チューリッヒ保険
この2社を比べると、チューリッヒ保険の方が大きく上回っています。
契約途中での解約が多い自動車保険は、こちらです。
損害保険各社が毎年公表している決算数値を使って、解約が多いか少ないかを正確に比較できます。
解約する理由は、不満とは限りませんが、他社より大幅に多いときは、警戒したいです。
2022年度に解約がとくに多かったのは、以下の会社です。
- チューリッヒ保険
同社は、例年、自動車保険の解約が飛び抜けて多いです。
事故対応の評判が悪い自動車保険はこちらです。
事故対応とは、事故発生から解決(通常は保険金支払い)までの、全プロセスを指します。
複数の大手マーケティング調査会社が、自動車保険の顧客満足度ランキングを、毎年発表しています。
中でも信頼性の高そうなのが、以下の3つの顧客満足度ランキングです。
インターネットのランキングは、調査・集計は中立におこなわれていても、回答者が不正をするリスクがあります。そこで、複数のランキングに共通する結果にしぼって、参考にしました。
その結果、事故対応の評判が悪そうなのは、次の損保会社です。
おすすめできない自動車保険のワーストランキングです。
自動車保険ワーストランキング
このページでの名前の登場回数の多さをもとに、ワーストランキングを作成しました。
- チューリッヒ保険
- SBI損保
- 三井ダイレクト損保
- AIG損保
- 楽天損保
「苦情が多い」「解約が多い」「ランキング不評」
「苦情が多い」「ランキング不評」
「売上不調」「ランキング不評」
「売上不調」
「売上不調」
保険料とのバランスで判断
このページでは、複数の角度から、品質に不安を感じる自動車保険をご案内しました。
もっとも、これらの自動車保険に入っても、契約通りに保険金を払わないとか、法律に反するというような、致命的なリスクがあるわけではありません。
そんなことをしたら、金融庁による行政処分が下され、損保会社は大ダメージを受けます。

現実にありそうなトラブルは、以下のような事態です。
- 担当者の態度・言葉遣いが、不親切、配慮を欠く。
- 手続きのスピードが、意味不明に遅い。
- 事故対応の状況について、報告や相談がない。
- 説明がわかりにくい。
人によっては、保険料が安いなど他にメリットがあれば、許容できるかもしれません。
実際、上に名前のあるSBI損保は、苦情の発生率はとても高いですが、中途解約は際立って少ないです。また、売上高は伸び続けています。
「保険料が安いのだから、品質が多少劣るのはしかたがない」と割り切っている方々がかなりいらっしゃるようです。
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