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自動車保険は、高い商品と安い商品に二極化してます。
また、保険料は毎年のように見直され、安さのランキングは刻々と変動しています。

平均して35,000円も保険料を下げている方法を、お試し下さい。

車両保険は有用な保険ですが、入る前に知っておきたい注意点がいくつもあります。ポイントを押さえて、上手に使いこなしましょう。

自動車保険を形作る保険の中でも、次の4つがメインです。

対人賠償保険

事故の相手のため
+
人の損害のため
対物賠償保険

事故の相手のため
+
車の損害のため
人身傷害保険

こちらのため
+
人の損害のため
車両保険

こちらのため
+
車の損害のため

車両保険は、自分の車が事故で壊れたときの、修理代などを補償する保険です(相手の車の修理は対物賠償保険)。

修理代や運転に不安がある人には心強い存在ですが、仕組みが複雑で、保険料が高くなりやすい保険です。

また、よく知らないで入ると、使ったときにガッカリさせられるリスクが大きいです。

このページでは、そんな車両保険について、以下のことをご説明しています。

車両保険について、後悔しないために押さえておきたい、5つの重要ポイントをご説明します。

車両保険の使用上の注意点の中でも、とくにチェックしていただきたいのが、以下の5点です。

事故による修理が補償の対象

車両保険が補償するのは、事故で壊れた車の修理費用です。

事故というのは、偶然に外部からやってきたドラブルを指します。

機械的な不具合や、経年劣化による故障などは、補償されません

事故による 故障 劣化等による 故障

通常の使用にともなう故障の修理代の補償が必要なら、車を購入するときに、「メーカー保証」や「ディーラー保証」をご検討ください。

ところで、「メーカー保証」や「ディーラー保証」は事故で壊れたときの修理には使えません

よって、事故による故障にも、劣化による故障にも対応するには、車両保険とメーカーやディーラーの保証の両方で対策しなければなりません。

ちなみに、ロードサービスは、原因に関係なく、走行できなくなったら利用できます。ただし、やってくれるのは応急処置だけです。

修理代の実費が補償されるが、金額に上限がある

車両保険から出る金額は、修理代の実費です。

ただし、出る金額に上限があります。この上限額が車両保険の保険金額です。

車両保険の保険金額は、その車両の市場価格(中古車市場での取引価格)が基準になります。

その結果、次のようなことが起こります。

  • 車両保険の保険金額(=上限額)は、年々小さくなっていく。
  • 古い車の場合、保険金額だけでは修理できない恐れがある。

車両保険から出るのは、加入者が負担すべき金額

相手がある事故で、相手にも責任があるときは、その責任の大きさに応じて負担してもらいます。

相手の責任割合が5割なら、修理代の半額は相手に負担してもらいます。

そういうケースで車両保険から出るのは、こちらが負担する金額だけです。

車両保険は保険料が高く、かつ金額の幅が大きい

車両保険の保険料は高額になりやすく、また設定次第で金額は大きく変動します。

例として、35歳10等級の人がソニー損保の自動車保険(エコノミープラン)に入ったときの年払い保険料を、見積もりシミュレーションしました。

車両保険以外の保険料 40,620円
車両保険の最安値 12,790円
車両保険の最高値 37,250円

この試算では、車両保険の補償を厚くすると、他の保険・特約の合計がに近い金額にまでふくれ上がっています。

車両保険を使うと、保険料が高くなる

自動車保険では、加入者の公平性のために、保険を使わない人の保険料は安くなり、保険をよく使う人の保険料は高くなる仕組みがとられています。

その仕組みが等級制度です。

車両保険を使うと、以下のルールに則って、保険料が高くなります。

  • 等級が3または1ダウンして、割引率が下がる。
  • 3等級ダウンのときは3年間、1等級ダウンのときは1年間、事故有係数(通常より不利な割引率)が適用される。

一度下がった等級が元にもどることはありません。

極論すると、上限の20等級に達するまで、等級ダウンのツケを払い続けることになります。

もしものときのために高い保険料を払うのに、保険を使ったらさらに負担が重くなるんですね・・・

世間の人たちはどんな入り方、使い方をしているのか?車両保険加入の相場を調べました。

他の人たちは、どのくらい車両保険に入っているのでしょうか?

信頼できる統計データをもとに分析しました。

車両保険加入の相場

損害保険料率算出機構『自動車保険の概況』(2020年度)によると、車種別の加入状況は以下のとおりです。

なお、この表の数字は、自動車保険に入っている人の中での、車両保険の加入率です。

自家用普通乗用車 73.4%
自家用小型乗用車 63.7%
自家用普通貨物車 42.4%
自家用小型貨物車 49.1%
軽四輪乗用車 60.0%
軽四輪貨物車 32.6%
営業用乗用車 11.8%
営業用普通貨物車 28.3%
営業用小型貨物車 27.3%

自家用の乗用車の加入率が高いようです。

車両保険から支払われた保険金の相場

続いて、車種別の保険金額を調べました。

自家用普通乗用車 ¥369,671
自家用小型乗用車 ¥261,373
自家用普通貨物車 ¥382,184
自家用小型貨物車 ¥233,268
軽四輪乗用車 ¥265,299
軽四輪貨物車 ¥195,353
営業用乗用車 ¥248,617
営業用普通貨物車 ¥685,995
営業用小型貨物車 ¥309,655

修理代がこの表の金額くらいになったときに、車両保険なしで乗り切れるそうかが、一つの判断基準になりそうです。

上の金額には、車両保険を使わなかった人の修理代は含まれていません。

実際の修理代は、上表の金額よりもっと小さくなります。

車両保険に入るときは、指定する項目が多いです。早めに検討を始めて、納得して選びましょう。

次の2つに当てはまるなら、車両保険を前向きにご検討ください。

  • 車は生活必需品なので、壊れたらすぐに直して使えるようにしなければならない。
  • 修理代が20万円を超えると、大きな負担に思える。

ただし、上でご説明したように、車両保険の保険料は設定によって大きく変動します。補償内容を決めるのに時間がかかりがちな保険です。

早い段階で見積もりをとり、実際の金額を見ながら、納得できるまでシミュレーションを重ねてください。

幸い、1回の入力で、主要な自動車保険の見積をまとめて入手できる、無料のサービスがあります。

それがこちら、

いったん見積りをした後、補償内容を変えて再見積りすることができます。このサイトの利用者は、平均して約35,000円保険料を安くしているそうです。便利で、無料です。

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