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自動車保険は、高い商品と安い商品に二極化してます。
また、保険料は毎年のように見直され、安さのランキングは刻々と変動しています。

平均して35,000円も保険料を下げている方法を、お試し下さい。

アクサダイレクトとソニー損保の自動車保険とを、徹底比較しました。

アクサダイレクトとソニー損保の自動車保険を、以下のように比較しました。

VS

アクサダイレクトとソニー損保は、歴史が浅く規模の小さなダイレクト損保ですが、経営基盤は強力です。

どちらも世界的大手企業グループのダイレクト損保

この2社は、それぞれ下の大手企業グループに属しています。

AXA グループ (世界46位) ソニー グループ (世界88位)

上の順位は、米国のフォーチュン誌が公表しているグローバル500(世界の収益力上位500社)2021年版での、それぞれの順位です。

ちなみに、日本の損保会社で最も上位だった東京海上グループは208位でした。

売上高ではソニー損保がリード

下のグラフは、2020年度末のおもな損保会社の売上高ランキングです。

ソニー損保は8位ですが、ダイレクト損保の中ではトップです。そしてアクサダイレクトは9位と続いています。

もっとも、売上高の大きさでは、ソニー損保はアクサダイレクトの2倍を超えています。

ダイレクト損保の中では、ソニー損保が1位、アクサダイレクトが2位なのですね。

2つの自動車保険の、補償・サービスを比較しました。

2つの大事な前提

このページで取り上げている2商品に限らず、自動車保険を比較するにあたって、次の2つの点を頭に置いてください。

  • 自動車保険のおもな補償内容は損保業界内で統一されているため、商品による差が出るのはプラスαの補償・サービス。
  • ダイレクト型自動車保険は、シンプルでわかりやすいことが重視されるため、なおさら補償・サービスに差が出にくい。

こうした事情があるので、補償・サービスの中身が、商品選びの決定打になりにくいです。

2つの自動車保険の特徴を比較

上のような状況なので、2つの商品の補償・サービスに決定的な違いはありません。

そこで、それぞれの商品の特徴的な機能にしぼって、下表にまとめました。

アクサダイレクト ソニー損保
  • 対人賠償保険では、賠償金に加えて、諸費用分も出る。
  • 対物賠償保険では、賠償金に加えて、諸費用分も出る。
  • 少なくとも、人身傷害保険か搭乗者傷害保険のどちらか1つを付けなければならない。
  • 搭乗者傷害保険の特約が充実している。
  • ペットを車に乗せたときの補償が充実。
  • 人身傷害保険が自動付帯。
  • くりこし割引がある。
  • おりても特約がある。
  • セコム事故現場かけつけサービスが自動付帯

アクサダイレクトは、各補償にこまごまと手を入れて、厚みを出しています。

一方のソニー損保の方は、補償内容は標準的ですが、独自の割引や特約を用意しています。

方向性は異なりますが、補償・サービスの充実度は互角と思われます。

アクサダイレクトとソニー損保の自動車保険の保険料水準を比較しました。

新規加入の保険料を比較

新規加入の保険料を、7パターンの年齢+等級の組み合わせで比較しました。

アクサダイレクトとソニー損保の自動車保険の保険料比較

比較した7パターンのうち、4パターンでソニー損保が、残る3パターンでアクサダイレクトの方が高くなりました。

どちらの保険料が安いか(高いか)は、一概に決められないようです。

更新の保険料を比較

加入1年目から4年目までの保険料を比較しました。35歳10等級で新規加入し、その後、無事故で更新し続けたときの、年払い保険料です。

アクサダイレクトとソニー損保の自動車保険の、加入から4年間の保険料を比較

1年目はアクサダイレクトのほうが安いですが、2年目以降はすべてソニー損保のほうが安くなりました。

アクサダイレクトは、新規加入のインターネット割引が大きいので、1年目だけ安くなります。

複数年で保険料を比べると、ソニー損保のほうが安いです。

インターネット割引は、ほとんどのダイレクト型自動車保険にありますが、割引額が大きく、しかも年によって変動するので、要注意です。

ソニー損保のキャッシュバックプラン

ソニー損保には、保険料が安くなる「安全運転でキャッシュバックプラン」があります。

専用のスマホアプリで運転の安全性を得点化し、その得点に応じてキャッシュバックされる金額が決まります。

過去の実績を見ると、加入者の80%強が30%のキャッシュバックを受けているので、難易度は低めです。

新規に加入して30%キャッシュバックされたときの実質負担額を、上と同じようにアクサダイレクトと比較したのが、下のグラフです。

アクサダイレクトとソニー損保(30%キャッシュバック)の自動車保険の保険料比較

全7パターンで、ソニー損保のほうが安くなりました。

ソニー損保の「安全運転でキャッシュバックプラン」は、どなたでも申し込みできます。

安全運転の成績によってキャッシュバックされる金額が決まりますが、難易度は低いです。

ソニー損保に興味をお持ちなら、ぜひ検討してください。

アクサダイレクトとソニー損保の自動車保険の、顧客満足度や評判を比較しました。

よくあるランキングは、消費者による印象評価のせいか、客観的事実に合致しないことが多く、信頼性が今一つです。

そこで、公表されている公的なデータをもとに顧客満足度や評判を探り、比較しました。

苦情が多いのはどっち?

日本損害保険協会は、協会が受け付けた、各損保会社に関する苦情件数を公表しています。

これをもとに、過去2年度のダイレクト損保の苦情発生率をランク分けしました(枠内の並び順は50音順)。

苦情の量 2022年度 2021年度
少ない
  • ソニー損保
やや少ない
  • ソニー損保
  • セゾン自動車火災
ふつう
  • アクサダイレクト
  • イーデザイン損保
  • セゾン自動車火災
  • 三井ダイレクト損保
  • 楽天損保
  • アクサダイレクト
  • イーデザイン損保
  • 三井ダイレクト損保
  • 楽天損保
やや多い
  • SBI損保
  • SBI損保
多い
  • チューリッヒ保険
  • チューリッヒ保険

ソニー損保の方が、苦情発生率は低いです。

ただし、アクサダイレクトも、不評ではありません。むしろソニー損保の優秀さが目をひきます。

自動車保険の解約が多いのはどっち?

損保各社が毎年公表している資料から、自動車保険の途中解約の発生状況がわかります。

下は2022年度の、おもな損保会社の、自動車保険解約発生率ランキングです(1位がもっとも解約が少ない)。赤い文字がダイレクト型です。

順位 会社名
1位 SBI損保
2位 ソニー損保
3位 三井ダイレクト損保
4位 セゾン自動車火災
5位 AIG損保
6位 共栄火災
7位 三井住友海上
8位 イーデザイン損保
9位 アクサダイレクト
10位 あいおいニッセイ同和
11位 日新火災
12位 損保ジャパン
13位 東京海上日動
14位 セコム損保
15位 楽天損保
16位 チューリッヒ保険

ソニー損保の解約発生率はトップレベルの低さです。ただし、アクサダイレクトも悪くはありません。

自動車保険の売上が伸びているのはどっち?

自動車保険は1年更新なので、売上高の変化から、顧客満足度や期待の大きさが、ある程度推測できます。

下表は、それぞれの損保会社の2020年度→2022年度の、自動車保険の売上高の伸びです。

アクサダイレクト ソニー損保
  • 4.6%
  • 10.6%

ちなみに、業界の平均伸び率は0.6%でした。

どちらも業界平均を大きく上回っていますが、両者を比較すると、ソニー損保の好調さが際立ちます。

【結論】顧客満足度ではソニー損保が上

3つのデータから顧客満足度や評判を探りましたが、3つともソニー損保が優勢でした。

ただし、アクサダイレクトもまずまず安心できそうです。

アクサダイレクトとソニー損保の自動車保険では、総合評価はどちらが上?

ここまでの比較の結果をまとめると、下のようになります。

  • 補償・サービスの充実度は互角(相性による違いはある)。
  • 複数年なら、保険料は、ソニー損保のほうが割安。
  • ソニー損保にはおトクなキャッシュバックプランがある。
  • 顧客満足度が高いのはソニー損保。

以上のことを踏まえると、お勧め度が高いのはソニー損保です。

勝者
ソニー損保

コストパフォーマンスの良さで自動車保険を選ぶなら、無料の一括見積サービスをおすすめします。

上の2つの自動車保険をご自分の見積もり条件で比較したいとか、他のダイレクト型も含めて比較したいとお考えなら、無料一括見積サービスのご利用をお勧めします。というのは・・・

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このサービスの利用者は、平均して保険料を年間約35,000円節約されているそうです。

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