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自動車保険は、高い商品と安い商品に二極化してます。
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自動車保険の事故対応の評判・口コミを比較しました。

自動車保険の充実度を比べるなら、事故対応の品質を比較したいです。しかし、これを客観的に比較するのは難しいです。

このページでは、信頼できそうなランキングをもとに、おもな自動車保険の事故対応についての評判・口コミを分析しました。

事故対応の品質=自動車保険の品質、と言える理由

事故対応の品質を比較することで、それぞれの自動車保険の中身の充実度を、ほぼ把握できます。その理由は以下のとおりです。

補償内容は、損保会社による差が少ない

自動車保険には、自賠責保険(強制保険)の手薄なところを補うという、公共的な役割があります。そのため、どの損保会社の自動車保険に加入しても、基本的な機能は、ほぼ同じになっています。

他社の自動車保険に乗り換えても、等級を引き継ぐことができます。そんなことが可能なのも、仕組みや機能が共通しているからです。

商品内容の違いが表れるのは、特約やサービス

商品による補償内容の差がつくのは、付加的な補償やサービスです。損保各社は、この部分でしのぎを削っています。

自動車保険の、各社共通部分と異なる部分

顧客対応の中でも、事故対応は難易度が高い

自動車保険を利用する場面の中で、損害保険会社の組織・人材の総合力があらわになるのは、事故対応のときです。

その理由を下で解説しています。

事故対応サービスとは、損保会社に事故の連絡をした直後から解決するまでの、一連のサービスです。

自動車保険で事故対応というとき、事故発生から解決(保険金支払い)までの、全プロセスのことを指します。

事故対応は、法律や判例にもとづいて進められるので、どの商品でも提供されるサービスメニューは大差ありません。

事故対応の流れと、損保会社の役割

事故対応の流れは、事故の内容によって多少異なります。ここでは、ごく一般的な流れをご案内します。

段階 損保会社がやる事
➊事故受付
  • 事故受付。
  • 現場対応についての助言。
  • 初期対応(諸連絡・手配)。
➋損害調査
  • 加入者、事故の相手方から情報収集。
  • 事故状況と損害を調査。
  • 病院・修理工場と治療や修理の進捗確認。
  • 治療費・修理代を保険から順次支払う。
➌示談交渉
  • 事故の相手方または損保会社と損害賠償について交渉。
➍示談成立
  • 賠償額の決定。
  • 相手と示談書や承諾書を取り交わす。
➎保険金支払い

示談交渉がまとまらなければ、裁判所に舞台を移して、調停(裁判官が間に入っての話し合い)や裁判がおこなわれます。

もちろん、調停や裁判になっても、損保会社が対処してくれます。

事故対応のスピード、納得感、安心感、わかりやすさが重要!

上のように、事故対応では損保会社のやるべきことが多くなります。しかも車体や修理や法律についての専門知識が要求されます。

しかも、加入者は一刻も早い解決を望んでいますから、スピーディにことを進めなければなりません。

だからこそ、事故対応において、損保会社の総合力の差が、如実にあらわれます。

定評ある顧客満足度ランキングから割り出した、事故対応が好評な自動車保険!

事故対応の評判を知るのに、中立的な調査機関による、規模の大きな顧客満足度調査が頼りになります。

顧客満足度調査の使用上の注意点

顧客満足度調査からは、とても有益な情報を得られます。しかし、調査結果を、そのまま受け入れにくい点もあります。

以下のことに留意してください。

  • インターネット上の調査なので、ダイレクト型に有利になりやすい。
  • インターネット上の調査なので、不正(自演、ステマ等)のリスクがある。
  • “総合順位”は信頼できない。

総合順位を信頼しにくい理由は、参考にしたいのは“事故対応”と“顧客対応”で詳しく説明しています。

このページでは、上のようなリスクを避けるため、信頼できそうな複数のランキングを突き合わせて、すべてに共通する結果を重視します。

信頼できそうな顧客満足度ランキング

J.D.パワー自動車保険事故対応満足度

J.D.パワーが毎年実施している自動車保険事故対応満足度です。同社は、企業を顧客とする国際的なマーケティング調査会社です。

2022年の事故対応のランキングをご覧ください。

赤色がダイレクト型、他が代理店型です。

順位 会社名
1位 ソニー損保
2位 AIG損保
3位 損保ジャパン
4位 三井住友海上
5位 あいおいニッセイ同和
6位 セゾン自動車火災
7位 東京海上日動
8位 イーデザイン損保
9位 アクサダイレクト
10位 チューリッヒ保険
11位 SBI損保
12位 三井ダイレクト損保

オリコン日本顧客満足度ランキング

国内大手調査会社オリコンによる2023年版ランキングです。

このランキングは、部門を細分化しすぎていて、わかりにくくなっています。事故対応に関係する部門だけでも、「事故対応」「調査・認定結果」「受取額・支払いスピード」の3つに分かれています。

わかりやすくするために、上の3つの部門のポイントを集計し、それをもとに順位をつけ直しました。

順位 会社名
1位 AIG損保
2位 ソニー損保
3位 イーデザイン損保
4位 東京海上日動
5位 損保ジャパン
6位 あいおいニッセイ同和
7位 セゾン自動車火災
8位 共栄火災
9位 三井住友海上
10位 日新火災

強引なやり方で作ったランキングなので個々の順位の信頼性は低いですが、名前があがっている損保会社はそれなりに好評である、とは言えるでしょう。

価格コム自動車保険満足度ランキング

ありとあらゆる商品をランキングしている価格コム。自動車保険も例外ではありません。

2023年の事故対応のランキングをご覧ください。

順位 会社名
1位 AIG損保
2位 日新火災
3位 ソニー損保
4位 東京海上日動
5位 三井住友海上
6位 アクサダイレクト
7位 損保ジャパン
8位 三井ダイレクト損保
9位 イーデザイン損保
10位 あいおいニッセイ同和

安全性が高いと思われる損保会社

上のすべてのランキングに名前があったのは、以下の損保会社です。50音順で、赤文字がダイレクト型です。

事故対応が好評

  • イーデザイン損保
  • AIG損保
  • ソニー損保
  • あいおいニッセイ同和
  • 損保ジャパン
  • 東京海上日動
  • 三井住友海上

7社のうち、代理店型5社、ダイレクト型2社(赤色)です。比較すると代理店型のほうがやや優勢です。

品質重視で選ぶなら、これらも検討対象に加えてください。

事故対応が不評な自動車保険でも、選択肢から完全に外れるわけではない理由。

事故対応の評判が悪い商品でも、リスクをわかった上で候補に加えることは“あり”です。

事故対応の評判が悪くても・・・

事故対応の口コミを調べると、低評価の理由は、だいたい次のようなものです。

  • 電話対応が不適切・不親切。
  • 事故担当者の説明がわかりにくい、要領を得ない等。
  • 手続きに時間がかかりすぎる。
  • 損保会社の担当者間での連携が不十分。
  • 経過報告が無いか、あっても不十分。
  • 約束(連絡する等)を守らない。

逆に言うと、

事故対応をやらないとか、契約どおりに保険金を支払わないというような、致命的なことは起こっていません

というか、もしそんなことがあれば法律違反にあたるので、下手したら監督官庁からの指導や処分を受けることになります。

つまり、事故対応の評判が悪くても、法に触れるような不利益をこうむることは、まずありません

他にあきらかなメリットがあれば、検討の余地あり

次の3つの項目をすべてクリアできそうな方々は、事故対応の評判が良くない自動車保険を候補に加えても、差し支えないと思われます。

  • 車を使えない期間が長びいても、支障がない。
  • ストレスを感じることがあっても、我慢できる。
  • 自動車保険について不明点・疑問点があれば、ある程度は自力で解決できる

自動車共済の事故対応品質は、公表されている情報が乏しく、不透明です。

JA共済やこくみん共済coop(全労済)などが販売している自動車共済も、実質的には自動車保険と同じものです。

代理店型自動車保険より保険料(掛金)が安くなることが多く、魅力的な選択肢です。

しかしながら、自動車共済には、上でご案内した顧客満足度ランキングのような、評判・口コミ情報がないか、あってもわずかです。

そのため、品質をとくに重視される方々には、お勧めできません。

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