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自動車保険は、高い商品と安い商品に二極化してます。
また、保険料は毎年のように見直され、安さのランキングは刻々と変動しています。

平均して35,000円も保険料を下げている方法を、お試し下さい。

イーデザイン損保「&e(アンディー)」と、ソニー損保の自動車保険とを、徹底比較しました。

イーデザイン損保の自動車保険とソニー損保とを、以下のように比較しました。

なお、イーデザイン損保は2つの自動車保険を販売しています。ここで取り上げているのは、2021年に発売された「&e」です。

VS

イーデザイン損保とソニー損保は、歴史が浅く規模の小さなダイレクト損保ですが、経営基盤は強力です。

どちらも大手企業グループのダイレクト損保

この2社は、それぞれ下の大手企業グループに属しています。

東京海上 グループ (東京海上日動など) ソニー グループ (ソニーなど)

東京海上日動もソニーも業種は異なりますが、それぞれの分野で日本を代表する企業です。

経営基盤の安定感という点では、イーデザイン損保もソニー損保も不安はありません。

売上高ではソニー損保が大きくリード

下のグラフは、2022年度末のおもな損保会社の売上高ランキングです。

ソニー損保は8位ですが、ダイレクト損保の中ではトップです。一方のイーデザイン損保は15位で、売上高の大きさはソニー損保の3分の1以下です。

上位の4社と比べると、ドングリの背比べに見えるイーデザイン損保とソニー損保ですが、実際にはけっこう差があるのですね。

2つの自動車保険の、補償・サービスを比較しました。

2つの大事な前提

このページで取り上げている2商品に限らず、自動車保険を比較するにあたって、次の2つの点を頭に置いてください。

  • 自動車保険のおもな補償内容は損保業界内で統一されているため、商品による差が出るのはプラスαの補償・サービス。
  • ダイレクト型自動車保険は、シンプルでわかりやすいことが重視されるため、なおさら補償・サービスに差が出にくい。

こうした事情があるので、補償・サービスの中身が、商品選びの決定打になりにくいです。

2つの自動車保険の特徴を比較

上のような状況なので、2つの商品の補償・サービスに決定的な違いはありません。

そこで、それぞれの商品の特徴的な機能にしぼって、下表にまとめました。

イーデザイン損保 ソニー損保
  • 人身傷害保険は自動付帯。
  • 搭乗者傷害保険が人身傷害保険に吸収されている。
  • 無過失事故特則が自動付帯。
  • セコム事故現場急行サービスが自動付帯。
  • 独自のIoTセンサーによる安全運転サポート
  • 事故のときの帰宅費用、宿泊費用は車両保険の特約で補償(ロードサービスではない)。
  • 人身傷害保険が自動付帯。
  • くりこし割引がある。
  • おりても特約がある。
  • セコム事故現場かけつけサービスが自動付帯

大きな差ではありませんが、イーデザイン損保「&e」の方が、特色のある補償・サービスが多いです。

補償・サービスの充実度では、イーデザイン損保がやや上と言えそうです。

イーデザイン損保の「安全運転サポート」

「&e」のように、独自の専用機器を加入者全員に配布するのは、過去に例がありません。

このIoTセンサー(車内の水平なところに貼付)と専用スマホアプリを組み合わせて、さまざまなサービスが提供されます。

IoTセンサー +

提供されるのは、以下のような、安全運転に役立つサービスです。

  • IoTセンサーが事故を感知すると、スマホに事故連絡ボタンが表示される。
  • ふだんの運転をIoTセンサーがチェックし、運転の診断結果をスマホアプリで確認できる。
  • スマホアプリに安全運転のヒントが定期的に配信される。
  • 「&e」加入者のビッグデータを分析し、その結果を自治体や企業と情報交換。事故のない社会実現に役立てる。

イーデザイン損保「&e(アンディー)」とソニー損保の自動車保険の、保険料水準を比較しました。

新規加入の保険料を比較

新規加入の保険料を、7パターンの年齢+等級の組み合わせで比較しました。

イーデザイン損保「&e」とソニー損保の自動車保険の保険料比較

比較した7パターンのすべてでソニー損保のほうが安くなりました。

ソニー損保のほうが、新規加入の保険料は安いと言えそうです。

ソニー損保のキャッシュバックプラン

ソニー損保には、保険料が安くなる「安全運転でキャッシュバックプラン」があります。

専用のスマホアプリで運転の安全性を得点化し、その得点に応じてキャッシュバックされる金額が決まります。

過去の実績を見ると、加入者の80%強が30%のキャッシュバックを受けているので、難易度は低めです。

新規に加入して30%キャッシュバックされたときの実質負担額を、上と同じようにイーデザイン損保と比較したのが、下のグラフです。

イーデザイン損保とソニー損保(30%キャッシュバック)の自動車保険の保険料比較

両者の金額の差は、さらに大きくなりました。

ソニー損保の「安全運転でキャッシュバックプラン」は、どなたでも申し込みできます。

安全運転の成績によってキャッシュバックされる金額が決まりますが、難易度は低いです。

ソニー損保に興味をお持ちなら、ぜひ検討してください。

イーデザイン損保とソニー損保の自動車保険の、顧客満足度や評判を比較しました。

よくあるランキングは、消費者による印象評価のせいか、客観的事実に合致しないことが多く、信頼性が今一つです。

そこで、公表されている公的なデータをもとに顧客満足度や評判を探り、比較しました。

苦情が多いのはどっち?

日本損害保険協会は、協会が受け付けた、各損保会社に関する苦情件数を公表しています。

これをもとに、過去2年度のダイレクト損保の苦情発生率をランク分けしました(枠内の並び順は50音順)。

苦情の量 2022年度 2021年度
少ない
  • ソニー損保
やや少ない
  • ソニー損保
  • セゾン自動車火災
ふつう
  • アクサダイレクト
  • イーデザイン損保
  • セゾン自動車火災
  • 三井ダイレクト損保
  • 楽天損保
  • アクサダイレクト
  • イーデザイン損保
  • 三井ダイレクト損保
  • 楽天損保
やや多い
  • SBI損保
  • SBI損保
多い
  • チューリッヒ保険
  • チューリッヒ保険

ソニー損保の方が苦情発生率は低いです。

ただし、イーデザイン損保も、苦情が多い損保会社ではありません。ソニー損保のがんばりが目をひきます。

自動車保険の解約が多いのはどっち?

損保各社が毎年公表している資料から、自動車保険の途中解約の発生状況がわかります。

下は2022年度の、おもな損保会社の、自動車保険解約発生率ランキングです(1位がもっとも解約が少ない)。赤い文字がダイレクト型です。

順位 会社名
1位 SBI損保
2位 ソニー損保
3位 三井ダイレクト損保
4位 セゾン自動車火災
5位 AIG損保
6位 共栄火災
7位 三井住友海上
8位 イーデザイン損保
9位 アクサダイレクト
10位 あいおいニッセイ同和
11位 日新火災
12位 損保ジャパン
13位 東京海上日動
14位 セコム損保
15位 楽天損保
16位 チューリッヒ保険

ソニー損保の解約の少なさは業界トップクラスです。一方のイーデザイン損保は業界平均レベルなので、悪くはありませんが、こちらの方が劣っています。

自動車保険の売上が伸びているのはどっち?

自動車保険は1年更新なので、売上高の変化から、顧客満足度や期待の大きさが、ある程度推測できます。

下表は、それぞれの損保会社の2020年度→2022年度の、自動車保険の売上高の伸び率です。

イーデザイン損保 ソニー損保
-9.2% 10.6%

ちなみに、業界の平均伸び率は0.6%でした。

イーデザイン損保は不振、ソニー損保は好調と、明暗がくっきりしています。

イーデザイン損保は、2021年末に新発売した『&e』が、とても不人気のようです。

【結論】好評なのはソニー損保

3つのデータから顧客満足度や評判を探りましたが、いずれでもソニー損保が上回りました。

よって、ソニー損保の方が好評です。

イーデザイン損保とソニー損保の自動車保険では、総合評価はどちらが上?

ここまでの比較の結果をまとめると、下のようになります。

  • 補償・サービスの充実度は、大きな差はないが、イーデザイン損保優勢。
  • 保険料の割安感は、ソニー損保が勝る。ソニー損保のキャッシュバックプランがお勧め。
  • 満足度・人気が高いのはソニー損保。

補償・サービスの充実度はイーデザイン損保優勢ですが、ソニー損保でも不十分と言うほどではありません。

そして、保険料の割安感(とくにキャッシュバックプラン)と、満足度・人気ではソニー損保が勝っています。

勝者
ソニー損保

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このサービスの利用者は、平均して保険料を年間約35,000円節約されているそうです。

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