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自動車保険は、高い商品と安い商品に二極化してます。
また、保険料は毎年のように見直され、安さのランキングは刻々と変動しています。

平均して35,000円も保険料を下げている方法を、お試し下さい。

自動車保険の評判を把握するために、顧客満足度ランキング以外にも知っておきたいことがあります。

自動車保険の評判・口コミを知る方法として、インターネットなどで公表されている顧客満足度ランキングが思い浮かびます。

顧客満足度ランキングは貴重な情報源ですが、調査方法や調査対象によって、かたよりが出やすいようです。そこで、客観性の高い統計データもあわせて活用したいです。

ここでは、このサイトが参考にしている3つの統計データについて解説します。

インターネット等で公表されている顧客満足度ランキングは、貴重な情報源ですが、参考にする上で注意点があります。

顧客満足度ランキングはかたよっている

下の表は、価格コム自動車保険総合ランキング(2020年)のトップ5と、2020年度の自動車保険売上高上位5社です。

価格コム
総合ランキング
  • ソニー損保
  • 楽天損保
  • イーデザイン損保
  • アクサダイレクト
  • SBI損保
売上高
上位5社
  • 東京海上日動
  • 損保ジャパン
  • あいおいニッセイ同和
  • 三井住友海上
  • ソニー損保

売れている商品の顧客満足度が高いとは限りません。

とは言え、自動車保険は1年更新なので、強い不満を感じたら他社に乗り換えやすいです。売上高が大きな商品は、顧客満足度もそれなりに高いはずです。

そう考えると、価格コムのトップ5と売上高上位5社の顔ぶれがここまで一致しないのは不自然です。

価格コムのランキングは、世間一般の顧客満足度が表しているわけではないと言えそうです。

例として価格コムのランキングを引用しましたが、オリコンやJ.D.パワーのランキングも、程度の差はあれ、似た傾向が見られます。

ちなみに、価格コムのランキングは、価格コム利用者の回答をもとに作られています。

世間一般の顧客満足度の調べ方

世間一般の評判や人気を知るには、上でご覧いただいた売上高のような客観性の高いデータが役に立ちます。

このサイトでは、次の3つのデータを参考にしています。

  • 売上高の伸び
  • 苦情の発生状況
  • 解約の発生状況

以下では、これらについてより詳しく説明します。

自動車保険の売上高の伸びは、顧客の満足度や人気を探ることができる、ビッグデータです。

上でご説明したように、自動車保険は、評判や人気が売上に反映されやすい保険と考えられます。

このサイトでは、損害保険各社の決算データを少し加工し、以下のことを比較しています。

  • 過去2〜3年の売上高の伸び(金額)
  • 過去2〜3年の売上高の伸び率

下は、2018〜2020年度の自動車保険の売上高の伸びトップ5です。

売上高の伸び
(金額)
  • 東京海上日動
  • あいおいニッセイ同和
  • 三井住友海上
  • 損保ジャパン
  • セゾン自動車火災
売上高伸び率
  • セゾン自動車火災
  • SBI損保
  • ソニー損保
  • チューリッヒ保険
  • イーデザイン損保

もとの売上高が小さいほうが、伸び率は大きくなりやすいです。そのため、伸び率の上位はダイレクト型ばかりになっています。

損害保険協会の公表する苦情件数も、公正で客観性の高い情報源です。ただし・・・

日本損害保険協会は業界団体ですが、同協会が受け付けた損保各社についての苦情件数を継続的に公表しています。

損害保険協会 自賠責ポスター

使用上の注意点

残念ながら、公表されているのは損害保険会社単位の総受付件数だけなので、自動車保険にしぼった比較ができません。

また、法人契約が多い代理店型の損保と、個人契約メインのダイレクト損保とでは、同じ1件の苦情でも、内容や重みが異なります。

商品ラインナップや客層に大きな隔たりがある代理店型の損保とダイレクト損保の苦情発生率を、同じ土俵で比較するのは無理があります。

苦情発生率ワーストランキング

上のことを踏まえて、代理店型の損保とダイレクト損保とを分けて、苦情発生率を比較しました。

下は、2020年度の苦情発生率ワースト3です。

代理店型
ワースト3
  • 日新火災
  • 共栄火災
  • 損保ジャパン
ダイレクト型
ワースト3
  • チューリッヒ保険(暫定)
  • SBI損保
  • 三井ダイレクト損保

解約の原因は不満だけではありませんが、他社より解約が多い損害保険会社は要注意です。

解約の原因は、商品・サービスへの不満の他に、廃車・免許返納・長期海外出張などいろいろあります。

ですから、少しの差なら、顧客満足度の判定基準としては弱いです。しかし、あきらかな差があるなら要注意です。

損害保険各社の決算資料をもとに、過去2年度の自動車保険の解約発生状況を、ランク分けしました。

解約の量 2020年度 2019年度
少ない
  • SBI損保
  • ソニー損保
  • 三井ダイレクト損保
  • SBI損保
やや少ない
  • アクサダイレクト
  • イーデザイン損保
  • AIG損保
  • 共栄火災
  • セゾン自動車火災
  • アクサダイレクト
  • イーデザイン損保
  • AIG損保
  • 共栄火災
  • セゾン自動車火災
  • ソニー損保
  • 三井ダイレクト損保
ふつう
  • あいおいニッセイ同和
  • 損保ジャパン
  • 東京海上日動
  • 日新火災海上
  • 三井住友海上
  • あいおいニッセイ同和
  • 損保ジャパン
  • 楽天損保
  • 日新火災海上
  • 三井住友海上
やや多い
  • 楽天損保
  • 東京海上日動
多い
  • チューリッヒ保険
  • チューリッヒ保険

解約の発生状況は、損害保険各社が毎年公表しているディスクロージャー資料から、正確に判定できます。

全面的に好評な商品、不評な商品はありません。候補の商品を比較するときに、顧客満足度を参考にしてください。

いろいろな角度から顧客満足度を比較しましたが、全面的に好評な商品、あるいは不評な商品は見当たりません。

このページでご説明したような比較が役立つのは、実際の商品を比較するときでしょう。

よろしければ、以下のページを参考になさってください。

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