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自動車保険は、高い商品と安い商品に二極化してます。
また、保険料は毎年のように見直され、安さのランキングは刻々と変動しています。

平均して35,000円も保険料を下げている方法を、お試し下さい。

『ネット専用自動車保険』は、保険料の安さ重視の、チューリッヒ保険2つ目の自動車保険です。

チューリッヒ保険は、2つの自動車保険を販売しています。「スーパー自動車保険」と「ネット専用自動車保険」の2つです。

【ネット専用自動車保険】 【スーパー自動車保険】 保険料の絶対的 な安さを追求 充実度と安さの バランス重視

メディアで盛んに広告・宣伝しているのは「スーパー自動車保険」の方です。

一方、保険料比較サイトなどで見積もりすると、自動的に「ネット専用自動車保険」の保険料が提示されます。

言ってみれば、「ネット専用自動車保険」は、安さでライバル商品に勝つための戦力商品です。

『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』の保険料を、保険料相場と比べました。

新規加入の保険料と、更新後の保険料とに分けて、比較しました。

新規加入の保険料を比較

チューリッヒ保険の2つの自動車保険の保険料を、ダイレクト(ネット通販)型の保険料相場と比較しました(2023年1月)。

なお、相場の金額は、おもなダイレクト型自動車保険の平均です。

7パターンの年齢・等級で、年払い保険料を見積もりシミュレーションしました。車両保険は無しです。

チューリッヒ保険の自動車保険の保険料を相場と比較

比較した全パターンで「スーパー自動車保険」より、そしてダイレクト型の相場より、大幅に安くなりました。

更新後の保険料を比較

35歳10等級で新規加入し、その後無事故で3回更新したときの保険料の推移を、シミュレーションしました。

チューリッヒの自動車保険の、加入後の保険料の推移

新規加入の時点で「ネット専用自動車保険」の方があきらかに安いですが、2年目3年目で、その差はさらに広がっています。

これは「スーパー自動車保険」のインターネット割引の影響です。

この割引は、1年目(新規)最大20,000円⇨2年目最大5,000円⇨3年目から一律1,500円と大きく減少します。そのため、無事故で更新しても、3年目までは値上がりします。

複数年で比較すると、「ネット専用自動車保険」の安さはさらに際立ちます。

「スーパー自動車保険」は、新規加入時の保険料だけを見ると、ダイレクト型の相場に近く見えます。

大きなインターネット割引のせいでそのように見えるだけで、実際には、(ダイレクト型としては)保険料は高めです。

『ネット専用自動車保険』はなぜ安くできるのか?その仕組みを解説します。

保険料が安いかわりに、必要な機能が削られていては困ります。「ネット専用自動車保険」の安さの秘密はどこにあるのでしょうか?

加入者の制限と手続きの簡略化

保険料を安くする決め手は、加入者の制限と手続きの簡略化のようです。

年齢制限 新規加入申込は21〜79歳(更新は年齢の上限なし)。
手続きの簡略化
  • 窓口はインターネットのみ
  • 保険料払込はクレジットカード一括のみ
  • 自動継続(継続手続き省略)
  • 割引制度の簡素化

他の年代より事故のリスクが高い20歳以下と80歳以上を対象から外し、かつ手続きを徹底的に簡素化しています。

補償・サービスは一通りそろっている

保険料が安くても、重要な補償やサービスに欠けはありません。

自動車保険の機能別に、その特徴を整理しました。

対人・対物賠償 とくになし
人身傷害
  • 人身傷害保険は自動付帯
  • 搭乗者傷害保険は無し
車両 とくになし
特約・サービス
  • ロードサービスは、付けるか外すかを選べる
  • 地震等による車両全損一時金特約地震等による死亡一時金特約がある
  • 車内身の回り品特約レンタカー費用特約はない
  • 事故対応サービス(示談交渉を含む)は、「スーパー自動車保険」と同等。

ダイレクト型の他社と比べて、搭乗者傷害保険が無いほかは、見劣りしません。補償・サービスの面で不安はなさそうです。

「地震等による車両全損一時金特約」「地震等による死亡一時金特約」は、他のダイレクト型ではあまり見かけません。

チューリッヒ保険は、顧客満足度に不安があります。業界底辺レベルかも・・・

「ネット専用自動車保険」に限らず、チューリッヒ保険の顧客対応・事故対応は、好評とは言えません。

解約の多さは業界トップクラス

下は2022年度の、おもな損保会社の、自動車保険解約発生率ランキングです(1位がもっとも解約が少ない)。赤い文字がダイレクト型です。

順位 会社名
1位 SBI損保
2位 ソニー損保
3位 三井ダイレクト損保
4位 セゾン自動車火災
5位 AIG損保
6位 共栄火災
7位 三井住友海上
8位 イーデザイン損保
9位 アクサダイレクト
10位 あいおいニッセイ同和
11位 日新火災
12位 損保ジャパン
13位 東京海上日動
14位 セコム損保
15位 楽天損保
16位 チューリッヒ保険

チューリッヒ保険の解約発生率は業界最悪です。加入者の満足度は低いようです。

苦情もかなり多そう

日本損害保険協会は、協会が受け付けた損害保険各社に対する苦情の件数を、定期的に公表しています。

あいにく、チューリッヒ保険は日本損害保険協会の会員ではありませんが、外国損害保険協会に加入しており、この協会もやはり苦情件数を公表しています。

両方の協会に所属している損害保険会社の実績をもとに判断すると、もしチューリッヒ保険が日本損害保険協会に所属していた場合、2020年度の苦情件数は約880件と推定されます。

この件数を、ダイレクト損保売上高トップのソニー損保と比較しました。

苦情件数 売上高
チューリッヒ保険 880 1041億円
ソニー損保 435 1303億円

チューリッヒ保険のほうが取り扱う契約件数は少ないはずですが、苦情は倍以上発生しています。

チューリッヒ保険の苦情件数が推定した880より100件、200件少なかったとしても、依然として他より多い件数です

【結論】チューリッヒ保険『ネット専用自動車保険』は、条件付きですが、お勧めできる商品です!

ここまでに説明してきたチューリッヒ保険『ネット専用自動車保険』の評判・評価をまとめると、次のようになります。

補償・サービス 補償内容は平凡だが、搭乗者傷害保険以外の基本的な補償はそろっており、不安はない
顧客満足度 顧客対応・事故対応は、低レベルである可能性が高い。
保険料 ダイレクト型の相場より大幅に安い。業界トップクラスの安さ。
その他 加入可能年齢21〜79歳、保険料一括払いのみ、電話申込不可など、制約がある。

『ネット専用自動車保険』はおすすめ

チューリッヒ保険は顧客対応・事故対応に大きな不安があります。これだと、看板商品の「スーパー自動車保険」はお勧めしにくいです。

その点、「ネット専用自動車保険」には、業界トップクラスの安さという、品質への不安を補う強みがあります。

コストパフォーマンス重視なら、検討する意味はあります。

ご自身の見積もり条件で、実際に比較

「ネット自動車保険」は最安値を期待できる商品です。ご自身の見積もり条件で比較してください。

ただ、商品によって中身が違うので、複数の自動車保険の見積もりを、条件をそろえて作成するのには、想像以上に手間と時間がかかります。

それどころか、誤解や思い込みで、まちがった見積もりをする危険もあります。

そこで、無料の一括見積もりサービスをおすすめします。

1回の入力で、おもな自動車保険の見積もりが一気にお手元に集まります。

時間と労力の節約効果は、想像以上です。

このサービスの利用者は、平均して保険料を年間約35,000円節約されているそうです。

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