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自動車保険は、高い商品と安い商品に二極化してます。
また、保険料は毎年のように見直され、安さのランキングは刻々と変動しています。

平均して35,000円も保険料を下げている方法を、お試し下さい。

自動車保険の乗り換え方と、注意していただきたい点をご案内します。

自動車保険では、毎年のように商品改定や保険料改定がおこなわれています。そのため、自分にとって最適な商品が、変化する可能性があります。

このページでは、他の自動車保険への乗り換え方、おすすめの乗り換え方、ご注意いただきたい点などをご説明します。

満期で他社に乗り換えるのが、簡単手続きでノーリスクです。可能な限り、満期で切り替えてください。

簡単でリスクがないのは、満期での他社への乗り換えです。

満期で乗り換えるときの手続き

乗り換えるための特別な手続きはなく、新しく自動車保険の申し込み手続きをするだけです。

元の自動車保険は、放置しておけば満期で消滅します(消滅から1ヵ月以内なら復活できます)。

満期日 旧保険 放置で消滅 新保険 検討 新規加入

例外的に、自動更新の特約付きの自動車保険があります。そうした商品では、更新拒否を損害保険会社に伝える必要があります。

等級は、そのまま新しい保険に引き継がれる

自動車保険では、それぞれの加入者の利用実績を等級で表します。等級は保険料に大きく影響します(等級が高くなるほど、保険料は安くなります)。

そして、等級制度は損保業界共通の仕組みなので、他社の自動車保険に乗り換えるときに、等級を引き継ぐことができます。

たとえば、現在10等級の人が、満期のときに他社に乗り換えると、乗り換え後の等級は図のようになります。

【事故がなかったとき1等級up】 A自動車保険 10等級 B自動車保険 11等級 【事故があったとき3等級down】 A自動車保険 10等級 B自動車保険 7等級

ご覧のように、他社に乗り換えず、そのまま更新したときと同じ等級になります。

事故を起こした翌年、他社の自動車保険に乗り換えても、事故をなかったことにはできないのですね・・・

新しい自動車保険選びは余裕を持って

他社に乗り換えるときは、満期の少なくとも2ヵ月以上前から始動したいです。

その理由は・・・

  • できるだけ多くの商品を比較検討するために余裕を持ちたい。
  • 早割(早期契約割引)を実施している商品がいくつかある。

自動車保険の基本的な仕組みは全社共通ですが、逆にいうと、特約やサービスには差があります。

そのため、複数の商品を、条件を同じにして比較するには、そこそこ時間がかかる恐れがあります。

うっかり元の自動車保険の満期が過ぎたら・・・

万が一、新しい保険の手続きが元の保険の満期までに終わらなかったときは、無保険の期間が生じます。

ただし、そうなっても、満期から13ヵ月以内であれば、新しい自動車保険に等級を引き継ぐことができます。

旧保険 新保険 13ヶ月以内

元の自動車保険を満期前に解約して、他社に乗り換えるときは、手間とリスクが増えます。

元の自動車保険を満期前に解約して、他社の自動車保険に乗り換えても、等級を引き継ぐことはできます。

ただし、満期での乗り換えに比べると、注意したいことや手間が増えます。

  • 元の保険の解約手続きが必要になる。
  • 現在の等級の期間が1年を超える。
  • 保険料一括払い(年払い)のとき、もどるお金は意外と少ない。

以下で補足説明します。

元の保険の解約手続きが必要

中途解約して他社に乗り換えるときは、自分で乗り換えるXデーを決定し、保険の空白期間が生じないようにも手続きを進める必要があります。

等級の面では、少し損をする

10等級の人が、元の自動車保険を6ヶ月続けたあと、それを解約して他社に乗り換えたときに、等級の取り扱いは下のようになります。

【他社に乗り換えたとき】 10等級 6ヵ月間 (旧保険) 10等級 12ヵ月間 (新保険) 【乗り換えなかったとき】 10等級 12ヵ月間 11等級 12ヵ月間

乗り換えたときは10等級の期間が18ヶ月になり、11等級に上がるタイミングが遅くなります。

そのため、11等級の安い保険料に切り替わるタイミングが遅くなります。

ただし、自動車保険によっては保険期間通算特則があります。

この特則が適用されると、(上の例だと)10等級の期間を、新保険と旧保険の合計で1年間に圧縮できます。

保険期間通算特則は便利ですが、この特則がある商品は限られます。そのため、選択の幅が狭くなります。

やはり、満期での乗り換えがお勧めです。

保険料一括払い(年払い)のとき、途中解約は損

保険料一括払い(年払い)の保険を解約すると、もどる金額は想像よりずっと少なくなります。

一括払いでも分割払いでも、保険料は下図のような構成になっています。解約してもどってくるのは、図の緑の部分の残金です。

保険料 損保会社の運営に使われる 部分。保険料を払い込むと すぐに使われて無くなる 保険金支払いのために積立 される部分。解約金はここ から支払われる

分割払い(月払い)だと、解約後の月数分の保険料は払い込まないので、ダメージが小さくなります。

ダイレクト型自動車保険は、毎年見直しするのがおトクです。

保険を使わなくても値上がりすることが・・・

自動車保険を使わないで次の更新を迎えたら、等級が一つ上がって、保険料が安くなるはずです。

しかし、実際に見積もりをすると、等級は上がっているのに、値上がりすることがあります。

なぜかというと、自動車保険は毎年のように商品改定、保険料改定をしているからです。

ダイレクト型特有の値上がりする理由

さらに、更新後に値上がりしやすい、ダイレクト型自動車保険ならではの理由があります。

それはインターネット割引です。

ダイレクト型のほぼすべてがインターネット割引を実施していますが、そのほとんどは、初年と2年め以降とで割引率を変えています。

初年の割引 2年目以降 の割引

具体例をあげますと・・・

保険会社 初年割引 2年目割引
アクサダイレクト 最大20000円 最大6000円
チューリッヒ保険 最大20000円 最大5000円

2社とも、実際の割引額は保険料総額に応じて変動します。表の金額はあくまでも最大値です(2022年6月時点)。

いずれにしても、ダイレクト型自動車保険は2年めで値上がりしやすい仕組みになっています。コストパフォーマンスを追求するなら、毎年他社への乗り換えを検討しましょう。

無料の一括見積もりサービスであれば、1回入力するだけで、主な自動車保険の見積もりが手元にそろいます。

損害保険会社のホームページにいくと、どこも見積もりができるようになっています。それぞれに、わかりやすく、操作しやすいように作られています。

しかし、5社とか10社とかの自動車保険の見積もりを、ひとつひとつ条件をそろえて実施するのは、なかなか手間と時間がかかります。

そこで、無料の一括見積もりサービスです。1回入力すれば、主要な自動車保険の見積もりが一通りお手元に集まります。時間と労力の節約効果は、想像以上です。

このサービスの利用者は、平均して保険料を年間約35,000円節約されているそうです。

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