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自動車保険は、高い商品と安い商品に二極化してます。
また、保険料は毎年のように見直され、安さのランキングは刻々と変動しています。

平均して35,000円も保険料を下げている方法を、お試し下さい。

イーデザイン損保の自動車保険と、セゾン自動車火災「おとなの自動車保険」とを、徹底比較しました。

イーデザイン損保の自動車保険とセゾン自動車火災「おとなの自動車保険」とを、以下のように比較しました。

なお、イーデザイン損保は2つの自動車保険を販売しています。ここで取り上げているのは、従来商品です。

VS

イーデザイン損保とセゾン自動車火災は特別なライバル関係です。

イーデザイン損保とセゾン自動車火災は、次の2つの点で、特別ならライバル関係と言えます。

  • どちらも、大手損保グループのダイレクト損保。
  • どちらも、ダイレクト損保の中で後発の会社

大手損保グループのダイレクト損保

この2社は、それぞれ下の大手損保グループに属しています。

東京海上 グループ (東京海上日動など) SOMPO グループ (損保ジャパンなど)

東京海上日動は売上高国内トップ、そして損保ジャパンは第2位です。

ダイレクト損保は、歴史が浅くて規模が小さいというイメージがあると思います。

しかし、この2社のように大手企業グループの後ろだてがあれば、安心して任せられます。

どちらも後発のダイレクト損保

現在も営業している、主なダイレクト損保の設立時期、(ダイレクト型への)参入時期を、下図に整理しました。

1998年 自動車保険の通販解禁 1998年 アクサ設立、チューリッヒ参入 1999年 ソニー損保、三井ダイレクト設立、 セコム損保参入 2006年 SBI損保設立 2009年 イーデザイン損保設立 2011年 セゾン自動車火災参入 2019年 楽天損保参入

セゾン自動車火災の設立は1980年代ですが、ダイレクト販売への参入はイーデザイン損保より少し後です。

2つの自動車保険の、補償・サービスを比較しました。

2つの大事な前提

このページで取り上げている2商品に限らず、自動車保険を比較するにあたって、次の2つの点を頭に置いてください。

  • 自動車保険のおもな補償内容は損保業界内で統一されているため、商品による差が出るのはプラスαの補償・サービス。
  • ダイレクト型自動車保険は、シンプルでわかりやすいことが重視されるため、なおさら補償・サービスに差が出にくい。

こうした事情があるので、補償・サービスの中身が、商品選びの決定打になりにくいです。

2つの自動車保険の特徴を比較

上のような状況なので、2つの商品の補償・サービスに決定的な違いはありません。

そこで、それぞれの商品の特徴的な機能にしぼって、下表にまとめました。

イーデザイン損保 おとなの自動車保険
  • 弁護士費用等保険が自動付帯される。
  • ロードサービスが薄め(帰宅費用、宿泊費用、ペットホテル代等は出ない)。
  • 無過失事故特則が自動付帯。
  • セコム事故現場急行サービスが自動付帯。
  • 人身傷害保険は自動付帯。
  • 車両保険の補償内容をきめ細かく指定できる。
  • 車両保険に車両無過失事故に関する特約が自動付帯。
  • ロードサービスを外せる(ロードアシスタンス特約)。
  • ALSOK事故現場安心サポートが自動付帯

それぞれ特徴があって、全体的には同等レベルという印象です。ただし、個性が異なるので、下のように相性の違いはあります。

イーデザイン損保が向かないのは、➊弁護士費用等保険が不要な人、➋ロードサービスを手厚くしたい人です。

一方、「おとなの自動車保険」が向かないのは、➊人身傷害保険を付けたくない人です。

イーデザイン損保の自動車保険と「おとなの自動車保険」の、保険料水準を比較しました。

2つの自動車保険の保険料水準を、2つの切り口で比較しました。

新規加入の保険料を比較

新規加入の保険料を、7パターンの年齢+等級の組み合わせで比較しました。

イーデザイン損保の自動車保険とセゾン自動車火災「おとなの自動車保険」の保険料比較

比較した7パターンのうち、5パターンで「おとなの自動車保険」のほうが安くなりました。ただし、20代に関しては、「おとなの自動車保険」は圧倒的に高いです。

  • 10〜20代はイーデザイン損保のほうが確実に安くなる。
  • 30代以降は、「おとなの自動車保険」の方が安くなる確率は高い(逆転の可能性あり)。

更新の保険料を比較

加入1年目から4年目までの保険料を比較しました。35歳10等級で新規加入し、その後、無事故で更新し続けたときの、年払い保険料です。

イーデザイン損保の自動車保険とセゾン自動車火災「おとなの自動車保険」の、加入から4年間の保険料を比較

1年目はわずかな差ですが、2年目以降は「おとなの自動車保険」の方が、あきらかに安いです。

この保険料の差は、インターネット割引の影響です。どちらも、2年目から割引が小さくなりますが、イーデザイン損保の方が大幅に小さくなります。

複数年で保険料を比べると、「おとなの自動車保険」のほうが安いです。

インターネット割引は、ほとんどのダイレクト型自動車保険にありますが、割引額が大きく、しかも年によって変動するので、要注意です。

イーデザイン損保の自動車保険と「おとなの自動車保険」の、顧客満足度や評判を比較しました。

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よくあるランキングは、消費者による印象評価のせいか、客観的事実に合致しないことが多く、信頼性が今一つです。

そこで、公表されている公的なデータをもとに顧客満足度や評判を探り、比較しました。

苦情が多いのはどっち?

日本損害保険協会は、協会が受け付けた、各損保会社に関する苦情件数を公表しています。

これをもとに、過去2年度のダイレクト損保の苦情発生率をランク分けしました(枠内の並び順は50音順)。

苦情の量 2022年度 2021年度
少ない
  • ソニー損保
やや少ない
  • ソニー損保
  • セゾン自動車火災
ふつう
  • アクサダイレクト
  • イーデザイン損保
  • セゾン自動車火災
  • 三井ダイレクト損保
  • 楽天損保
  • アクサダイレクト
  • イーデザイン損保
  • 三井ダイレクト損保
  • 楽天損保
やや多い
  • SBI損保
  • SBI損保
多い
  • チューリッヒ保険
  • チューリッヒ保険

両者の苦情発生率に、決定的な差は無さそうです。

自動車保険の解約が多いのはどっち?

損保各社が毎年公表している資料から、自動車保険の途中解約の発生状況がわかります。

下は2022年度の、おもな損保会社の、自動車保険解約発生率ランキングです(1位がもっとも解約が少ない)。赤い文字がダイレクト型です。

順位 会社名
1位 SBI損保
2位 ソニー損保
3位 三井ダイレクト損保
4位 セゾン自動車火災
5位 AIG損保
6位 共栄火災
7位 三井住友海上
8位 イーデザイン損保
9位 アクサダイレクト
10位 あいおいニッセイ同和
11位 日新火災
12位 損保ジャパン
13位 東京海上日動
14位 セコム損保
15位 楽天損保
16位 チューリッヒ保険

セゾン自動車火災の解約の少なさは業界上位です。一方のイーデザイン損保は業界平均レベルなので、悪くはありませんが、こちらの方が劣っています。

自動車保険の売上が伸びているのはどっち?

自動車保険は1年更新なので、売上高の変化から、顧客満足度や期待の大きさが、ある程度推測できます。

下表は、それぞれの損保会社の2020年度→2022年度の、自動車保険の売上高の伸び率です。

イーデザイン損保 おとなの自動車保険
-9.2% 19.7%

ちなみに、業界の平均伸び率は0.6%でした。

イーデザイン損保は不振、セゾン自動車火災は絶好調と、明暗がくっきりしています。

イーデザイン損保は、2021年末に新発売した『&e』が、とても不人気のようです。

【結論】好評なのは「おとなの自動車保険」

比較した3項目のうち、苦情の発生率は同じくらいでしたが、他の2つはセゾン自動車火災「おとなの自動車保険」が優勢でした。

「おとなの自動車保険」の方が好評と言えそうです。

イーデザイン損保の自動車保険と「おとなの自動車保険」では、総合評価はどちらが上?

ここまでの比較の結果をまとめると、下のようになります。

  • 補償・サービスの充実度は同じくらい。ただし、加入者との相性は異なる。
  • 保険料の割安感は、10〜20代ならイーデザイン損保、30代以降は「おとなの自動車保険」。
  • 顧客満足度が高いのはセゾン自動車火災「おとなの自動車保険」

以上のことを踏まえると、総合的には「おとなの自動車保険」の方がお勧めです(10〜20代の方々を除きます)。

というより、上の売上高の伸び率を見る限り、イーデザイン損保『&e』は不人気なのでお勧めしにくいです。同社の従来商品も、近々販売停止になるので、やはりお勧めできません

勝者!
セゾン自動車火災
『おとなの自動車保険』

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このサービスの利用者は、平均して保険料を年間約35,000円節約されているそうです。

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