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自動車保険は、高い商品と安い商品に二極化してます。
また、保険料は毎年のように見直され、安さのランキングは刻々と変動しています。

平均して35,000円も保険料を下げている方法を、お試し下さい。

30代で初めて保険に入るとき(6等級)の相場と、おすすめの自動車保険をご案内します。

保険である以上、安心できることが第一です。しかし、ムダにお金をかけたくはありません。

このページでは、30代で初めて自動車保険に入る方を対象に、相場と保険の選び方、そしておすすめ商品をご案内します。

自動車保険には、代理店型とダイレクト(ネット通販)型とがあります。どちらにするかを決めるのが、第一歩です。

自動車保険の選び方はいろいろありますが、はじめに、代理店型かダイレクト型かを決めると、その後の検討をスムーズに進められます。

代理店型とダイレクト(ネット通販)型の仕組みの違い

2つの型の違いは、わたしたちへのサービス体制の中に、“代理店”があるかないかです。

代理店は

損害保険会社と提携して、保険の販売や加入者へのアフターサービスをおこないます。

実質的に、加入に対する窓口の役割を担い、その見返りに損害保険会社から手数料を受け取ります。

その手数料の分、わたしたちが支払う保険料は高くなります。

ダイレクト型には

代理店がありません。

保険の手続きをするときは、損害保険会社とネットや電話で直接やり取りをします。

結果として、わたしたちが受けるサービスは薄くなります。しかし、その分保険料は安くなります。

代理店型はサービスが厚いかわりに保険料が高く、ダイレクト型はサービスが薄いかわりに保険料も安い、ということですね。

代理店が提供サービスを、どう評価する?

一般論として、代理店型自動車保険の方が、サービスは手厚いです。

しかし、30代の人にとって、代理店が便利な存在とは、一概に言えません

高齢者の方にとっては便利に思える代理店のサービスを、若い年代が同じように感じるとは限らないからです。

サービス 高齢者にとって・・・ 30代にとって・・・
代理店の担当者が対面で説明してくれる。 対面で質疑応答できる方が安心。 手続きの日時を代理店の営業日・時間に合わせるのは不便。ネットや電話で24時間手続きできる方が便利。
代理店に自分の専任担当者がいる。 要望や疑問があるときに、専任担当者がいる方が問い合わせやすい。 決まった担当者でなくとも、丁寧親切に対応してくれればOK。
更新が近づくと、代理店から連絡が来て、フォローしてくれる。 損保会社から更新の案内が送られてくるけれど、それだけでは不安。 損保会社から送られてくる更新の案内で十分。むしろ、代理店はあると、他社に乗り換えるときに気をつかわなければならず、それが面倒。
代理店が補償プランを提案する 保険の知識に自信がないので、提案してもらいたい。 一般的な補償を希望しているので、損保会社のおすすめプランやモデルプランをもとに、自分で判断できる。わからないことは、ネットや電話で質問する。

高齢者にも30代にもいろんな方がいるので、上の表は極論ですが、申し上げたいのは、代理店のサービスに対する感じ方は人それぞれということです。

代理店のサービスに魅力を感じられても、そのために高い保険料を払う価値があるのか、判断が難しいですね。
実は、代理店の中には、新規加入のときは熱心だけど、その後のフォローはもっばら郵送と電話という代理店が少なくありません。

そうなると、サービスの内容はダイレクト型と同じになるので、高い保険料がもったいないです。
また、誤解されている方が多いようですが、代理店のあるなしは、事故対応の品質には直接関係ありません。

代理店型自動車保険でも、事故対応をおこなうのは損保会社本体だからです(加入者の窓口も損保会社がおこなう)。

代理店型とダイレクト(ネット通販)型の保険料相場を比較

下のグラフは、代理店型である大手四大損保(あいおいニッセイ同和、損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上)の保険料相場と、ダイレクト型9社の保険料相場を、6パターンの年齢+等級で比べています。

代理店型とダイレクト型の自動車保険料の8社比較

具体的な金額の差は、見積もり条件によって変動しますが、代理店型とダイレクト型との間に保険料格差があることは、はっきり伝わると思います。

30代6等級の保険料は月いくら?車種別に見積もりシミュレーションしました。目安にしてください!

上で、グラフによる保険料比較をご覧いただきました。

ここでは、より具体的なイメージを持っていただけるように、車種別の相場表を作成したので、ご覧ください。

  • 「年齢条件」はもっとも安くなるように指定。
  • 運転者の限定なし。
  • ブルー免許。
  • 補償内容は、統計データに基づく、一般的かつ必要最小限のプラン(詳細は補償内容の相場・おすすめ)で、車両保険はなし。
  • 相場の金額は月額保険料。
  • 車種別に算出。

見積もり条件が変わると、金額は変動します。一つの目安として参考になさってください。

車種 ダイレクト型 代理店型
小型乗用車
3800〜4300円 5200〜5700円
普通乗用車
4000〜4500円 5700〜6200円
小型ミニバン
3000〜3500円 4100〜4600円
ミニバン
3700〜4200円 5000〜5500円
小型SUV
3600〜4100円 4900〜5400円
SUV
4000〜4500円 5400〜5900円
軽乗用車
3,900〜6,400円 3,600~4,700円

ダイレクト(ネット通販)型自動車保険に対する不安は、これで解消できます。

初心者の方が、ダイレクト型自動車保険に入ろうとするときに、不安を覚えるとしたら、次の2点ではないかと思います。

  • 補償プランはちゃんとしているのか?
  • 事故対応をしっかりやってもらえるのか?

この不安に対する対処法をご説明します。

自動車保険の補償内容はどれも似ている

自動車保険の基本的な仕組みや補償は、保険業界の中で統一されています。

なぜなら、自動車保険には、自賠責保険(強制保険)の弱点を補うという社会的役割があるため、自賠責保険と組み合わせやすい共通の仕組みが採用されているからです。

他社の自動車保険に乗り換えるときに、等級をそのまま引き継ぐことができるのも、仕組みが同じおかげです。

もちろん、各社の自動車保険の補償内容には、違う部分もあります。

基本機能にプラスされる補償やサービスには、各社がそれぞれ工夫しています。

必要性の高い補償は自動セットされている

自動車保険は、複数の保険が集まってできています。複数の中には、誰にでも必要な保険もあれば、一部の人向けのものもあります。

そして、誰にでも必要であろう保険は、たいてい自動セットされています。だから、どの自動車保険に入っても、補償が大きく見劣りすることは、ないはずです。

ただし、自動セットされる保険・サービス、任意で選べる保険・サービスの分け方は、自動車保険によって少し異なります。

【自動セット】 対人賠償保険 対物賠償保険 事故対応 ロードサービス 【商品によっては自動セット】 人身傷害保険 搭乗者傷害保険 【任意】 車両保険 各種特約・サービス

保険会社によって差が出やすいのは、「人身傷害保険」の取り扱いです。最近では、過半数の商品で自動セットされていますが、異なる商品もいくつかあります。

また、「搭乗者傷害保険」を「人身傷害保険」に吸収させる商品も増えています(代理店型はほぼすべてそうなっています)。

判断しなければならないのは、➀人身傷害保険が自動セットされていないときに、これを付けるか? ➁車両保険を付けるか? の2点ということですね。
最近人気の高い「弁護士特約」は、すべての自動車保険で用意されています。

自転車の補償も、ほとんどの自動車保険で可能になっていますが、やり方がやや複雑なので、損保会社にお問い合わせください。

事故対応の優劣は、個々の損保会社で決まる

事故対応とは、事故発生から解決(保険金の支払い)までの、一連のサービスのことです。

上で説明したように、補償内容に商品による大きな差はないので、この事故対応の品質(速さ、丁寧さ、納得感など)が、自動車保険への評価を左右します。

事故対応の優劣は、代理店の有無とは無関係

事故対応は、代理店型自動車保険でも、損保会社本体が担当します、加入者とのやりとりも損保会社の担当者がおこないます。

よって、代理店の有無は、事故対応の品質とは無関係です。

事故対応は個々の損保会社で判断

代理店型の損保会社に有利な点があるとしたら、歴史が長いことによる経験の豊富さでしょう。

代理店型損保の多くは明治・大正に設立されていますが、ダイレクト型損保のほとんどは平成生まれで、社員の平均年齢も若いです。

ただし、ダイレクト型の中には、大手損保系列の会社が複数ありますが、それらは親会社のサービスネットワークを利用できます。

また、大手損保系列ではないダイレクト型でも、損害調査業務などを大手損保の子会社に外注委託しているようです。

このような状況なので、代理店型かダイレクト型かでは、事故対応の品質を決めつけられません。

代理店型の中に、事故対応が悪い会社もあれば、ダイレクト型の中に、事故対応が好評な会社もある、ということですね。

初心者におすすめしたいダイレクト(ネット通販)型自動車保険は、こちらです。

ダイレクト型に興味を持ちつつも、不安がある初心者の方に、おすすめの自動車保険をご案内します。

おすすめ選定のポイントは3つ

以下の3つの点を重視して、おすすめを選定しました。

  • 大企業系列のダイレクト型損保である。
  • 事故のときに、現場駆けつけて支援する無料サービスがある。
  • 顧客対応の評判が良い。

この基準をクリアできる損保会社なら、ダイレクト型であっても、不安はやわらぐと思います。

おすすめの自動車保険と特徴

ここでおすすめするのは、事故対応の評判が、代理店型の大手損保と遜色のない、ダイレクト型自動車保険です。

  • イーデザイン損保
  • セゾン自動車火災
  • ソニー損保

各商品のメリット、デメリットを簡単にまとめます。

メリット デメリット
イーデザイン損保
  • 事故対応の評判は、大手損保の下位と同程度。
  • 保険料は、ダイレクト型の相場と近い。
  • 現場急行(かけつけ)サービスがある
  • 東京海上グループの安心感。
  • ロードサービスが薄い。
  • 10代や高齢者には冷たい。
メリット デメリット
セゾン自動車火災
  • 保険料は、ダイレクト型の相場並かやや高い。
  • 現場急行(かけつけ)サービスがある
  • 損保ジャパンの系列。
  • 事故対応の評判は、大手損保よりやや下。
メリット デメリット
ソニー損保
  • 事故対応の評判は、業界トップクラス。
  • 現場急行(かけつけ)サービスがある
  • ダイレクト型損保売上高No.1の実績
  • ソニー・グループの安心感
  • 保険料は、ダイレクト型の相場より高い。

それぞれについて詳しいことは、個別のご紹介ページをご覧ください。

現場急行(駆けつけ)サービス

おすすめする商品に共通するのが、現場急行(駆けつけ)サービスです。

自動車事故の現場から要請すると、セコムの警備員が駆けつけて、現場対応を支援・代行してくれます。

事故の現場対応というのは、たとえば以下のようなことです。

  • 安全確保。
  • 救急車手配。
  • 事故状況の確認や、証拠(現場写真など)の確保。
  • 関係各所への連絡。

ダイレクト型自動車保険はセルフサービスが多いですが、この現場急行(駆けつけ)サービスがあれば、事故が起こったときは代理店型より心強いです。

なお、ロードサービスにも、現場で応急対応してくれるサービスがありますが、そちらは車のトラブル専門で、事故対応を手伝ってくれるわけではありません。

コストパフォーマンスで自動車保険を選ぶなら、無料の一括見積サービスをおすすめします。

ほとんどの損保会社は、自社のウェブサイトで、簡単に保険料を見積もりできる仕組みを提供しています。

それでも、複数の自動車保険を比較するのは、けっこう時間と労力がかかります。

というのは、仕組みや用語が異る複数の自動車保険を、内容をそろえて見積もりするのは、意外と難しいからです。

時間と労力がかかっても、正確に見積もりシミュレーションできればよいですが、ミスや誤解があるまま決断する恐れがあります。

そこで、無料の一括見積もりサービスをおすすめします。

一回の入力で、おもな自動車保険の見積もりが、お手元に集まります。

このサービスの利用者は、平均して保険料を年間約35,000円節約されているそうです。

自動車保険は、他社への乗り換えが簡単です。初めに選択を失敗しても、翌年には簡単に乗り換えられます。

保険は万が一の事故への備えなので、初めから確かな商品を選びたいです。

とは言え、数多くの商品が販売されていますから、選択ミスが起こらないとは限りません。

しかし、生命保険や火災保険などに比べると、自動車保険は、選択をミスしても致命的なダメージになりにくいです。

どの商品を選んでも、決定的に欠けているものはない

上で説明したように、どの損保会社の自動車保険も、基本的な仕組みや補償は同じで、かつ重要な補償は自動セットされています。

また、事故が起こったときの相手との交渉は、原則として、法律や過去の判決に沿っておこなわれます。

そのため、ダメな保険を選んだとしても、大きな経済的損失にはなりにくいです。

もっとも、事故の解決までに不当に時間がかかったり、ストレスやイライラにさらされる恐れはありますが・・・

他社への乗り換えは簡単でノーリスク

他社の自動車保険への乗り換えは簡単で、リスクがありません。

とくに満期のタイミングで

他社に乗り換えるなら、もとの保険を解約する手続きは、原則として不要です。放置しておけば、自動的に消滅します。

自動車保険の仕組みは

どの損保会社でも同じなので、現在の補償内容をほとんどそのまま新しい保険に移行できます。

等級も

新しい自動車保険にそのまま引き継げるので、保険料の面でデメリットはありません。

一部に、こちらが拒否の連絡をしないと、自動的に更新されてしまう(そのような特約がある)自動車保険があります。ご注意ください。

同居の家族が車を持っていたら使えるかもしれない、保険料を下げられる大技があります。

特定の条件に合致しないと使えませんが、同居する家族が自動車保険に入っていたら使えるかもしれない、保険料を安くする方法があります。

  • 世帯で2台目なら、セカンドカー割引。
  • 同居する家族の間で、等級を譲る。
  • 亡くなった人の等級を、同居する家族が引き継ぐ。
  • 中断証明書を使って、同居する家族に等級を譲る。

それぞれについて、以下で説明します。

セカンドカー割引

セカンドカー割引の条件は

①同居する配偶者や親族がすでに自動車保険に入っていること
②それが11等級以上であること

です。

この割引は、1台目と2台目が、異なる自動車保険でも適用されます。

セカンドカー割引が適用されると

6等級ではなく7等級からスタートできます。

たった1等級の違いですが、6等級と7等級では、割引率の差が大きいです。

もちろん、保険に加入した後に別居しても、等級が元にもどされることはありません。

就職などで別居する予定があるなら、同居しているうちに自動車保険に入るほうが、保険料に関してはオトクです。

なお、実際にこの割引が適用されるには、さらにいくつかの条件があります。詳しくは以下をご覧ください。

同居している家族の間で、等級をゆずる

同居する家族の間で、等級をゆずることができます。

“同居”というのは

実生活の拠点が同じという意味です。たとえば、住民票が同じ住所でも、生活の拠点が異なっていたら、対象外です。

“ゆずる”というのは

等級を交換するのではなく、一方から他方に移行するだけです。

そのため、ゆずった側は等級を失います

ゆずった後も引き続き運転するときは、自動車保険に新規加入して、6等級からの再スタートになります。

つまり、ゆずられた方(子供や孫)の保険料は安くなりますが、ゆずった方の保険料は高くなります。

両方の保険料を合計して、家族全体として安くならないのなら、やる意味はありません。

しっかりシミュレーションをして、オトクになることを確認した上で、実施してください。

難しそうですね。自分でシミューレションして、損か得かを正しく判断できるのか、不安です・・・
損害保険会社に相談したら、シミューレーションは先方の担当者がやってくれまます。損か得かのアドバイスもしてくれます。気軽に問い合わせてください!

亡くなった家族の等級を引き継ぐ

同居する家族の中で誰かが亡くなった場合、家族の他の人に等級を引き継ぐことができます。

たとえば親が亡くなった場合、親の自動車保険の記名被保険者を同居の子供に変更すれば、親の等級をそのまま引き継ぐことができます。

中断証明書で、家族の等級を引き継ぐ

中断証明書とは

いずれ再開する予定で、自動車保険をいったん止めるときに、損害保険会社が発行してくれる書類です。

これがあるかないかで、以下のような違いがあります。

中断証明書あり 中断証明書なし
10年以内であれば、元の保険の等級から再開できる。 はじめて加入するのと同じく6等級から再開する。

そして、この中断証明書を、同居する家族にバトンタッチできます。

たとえば

祖父が運転免許を返納するときに中断証明書を取得しておき、数年後に同居の孫に譲ることができます。

中断証明書をもらったときに同居していない相手にも、譲ることができます。
自動車保険を止めるときは、譲る予定がなくても、念のためにもらっておきましょう。

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