都道府県別の保険料相場と、保険料への影響についてご案内します。
自動車保険の保険料相場は、都道府県によって異なります。
このページでは、そうした、都道府県と保険料の関係について、掘り下げて説明します。
自動車保険の保険料相場には地域差があります。お住まいの地域の相場を、ご確認ください。
保険料相場は都道府県によって異なります。
損害保険料率算出機構『自動車保険の概況』(2023年4月発行)をもとに、都道府県ごとの1件当たりの年間保険料を下表にまとめました。
赤字が、全国平均より高い都道府県です。
- 北海道 61,770円
- 青森県 54,905円
- 岩手県 53,679円
- 宮城県 58,114円
- 秋田県 53,840円
- 山形県 55,530円
- 福島県 58,429円
- 茨城県 57,939円
- 栃木県 56,588円
- 群馬県 57,964円
- 埼玉県 58,798円
- 千葉県 60,994円
- 東京都 64,077円
- 神奈川県 59,195円
- 新潟県 50,721円
- 富山県 55,197円
- 石川県 53,341円
- 福井県 55,503円
- 山梨県 54,287円
- 長野県 52,087円
- 岐阜県 63,218円
- 静岡県 56,395円
- 愛知県 63,752円
- 三重県 58,726円
- 滋賀県 55,602円
- 京都府 60,042円
- 大阪府 64,939円
- 兵庫県 59,311円
- 奈良県 57,600円
- 和歌山県 52,939円
- 鳥取県 57,609円
- 島根県 53,703円
- 岡山県 56,582円
- 広島県 56,776円
- 山口県 56,917円
- 徳島県 52,973円
- 香川県 53,988円
- 愛媛県 52,788円
- 高知県 52,721円
- 福岡県 60,302円
- 佐賀県 57,199円
- 長崎県 52,784円
- 熊本県 58,250円
- 大分県 55,277円
- 宮崎県 54,525円
- 鹿児島県 52,487円
- 沖縄県 43,458円
- 全国平均 58,407円
なお、沖縄県は、歴史的な理由から、保険料が他県より低く設定されています。
47都道府県のうち、平均より高いのは13都道府県です。印象としては、人口の多い都市を抱える都道府県のほうが、保険料は高くなりやすいようです。
沖縄県を除いても、保険料の高い都道府県と安い都道府県とで、年間に1万4千円くらい差があるのですね。
保険金支払いの発生率が高い都道府県、低い都道府県を調べました。
『自動車保険の概況』から、保険金支払いの発生率が高い都道府県、低い都道府県を、それぞれ10位までご案内します。
保険金支払いの発生率が高い都道府県
事故発生率が高い都道府県にお住まいの方々は、保険料が高くなりやすいです。
1位 | 岐阜 |
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2位 | 福岡 |
3位 | 大阪 |
4位 | 愛知 |
5位 | 北海道 |
6位 | 京都 |
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7位 | 三重 |
8位 | 千葉 |
9位 | 東京 |
10位 | 奈良 |
保険金支払いの発生率が低い都道府県
事故発生率が低い都道府県にお住まいの方々は、保険料が安くなりやすいです。
1位 | 鹿児島 |
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2位 | 高知 |
3位 | 長崎 |
4位 | 岩手 |
5位 | 宮崎 |
6位 | 長野 |
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7位 | 沖縄 |
8位 | 青森 |
9位 | 山梨 |
10位 | 島根 |
保険金支払い発生率が高い都道府県の顔ぶれは、毎年似通っています。順位は入れ替わっていますが。
自動車保険には、保険料の地域差を設けているものがあるので、ご注意ください!
自動車保険の中には、車を使う都道府県によって、保険料の価格設定を変えているものがあります。
都道府県によって保険料が異なる自動車保険
おもな自動車保険を、都道府県によって保険料が異なるか、異ならないかで、分類しました。
赤紫色がダイレクト型自動車保険、緑色が代理店型です。
都道府県により 保険料が異なる |
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保険料は全国一律 |
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代理店型自動車保険は、全国一律の料金体系が主流です(ただし、沖縄県は例外です)。
逆に、ダイレクト型の大多数が、保険料に地域差を設けています。
ダイレクト型の保険料例
ダイレクト型の多くは保険料に地域差を設けているので、たとえば、愛知県では安い商品が、青森県では高くなる、というようなことが起こりえます。
とはいえ、どの損保会社も、統計データなど客観的な事実を踏まえて保険料を決めています。保険料の変動のしかたは似たものになりやすいです。
例として、岐阜県で加入したときと鹿児島県で加入したときの、35歳(15等級)の年払い保険料を、3つの自動車保険で比較しました。
3社とも、岐阜県のほうが少し高くなっていますが、安さの順位に変動はありません。
ただ、アクサダイレクトとチューリッヒ保険の差は、鹿児島県で見積もりしたときにも小さなものでしたが、岐阜県で見積もりするとほぼ同額でした。補償内容によっては逆転があるかもしれません。
やはり、商品選定にあたっては、自分の条件設定で見積もりすることが大切です。
自動車保険の無料一括見積もりサービスを利用すれば、簡単に確実に保険料を比較できます。
都道府県以外にも、年齢、等級、車種、使用目的、走行距離などによって保険料は変わります。
加入する商品を絞り込むときには、実際に見積もりして、金額を比較したいです。
とは言え、仕組みや言葉づかいが異なる、複数の自動車保険の見積もりを集めるのには、それなりの時間と負担がかかりそうです。
そこでおすすめしたいのが、無料の自動車保険一括見積もりサービスです。1回の入力で、主要な自動車保険の見積もりが、一気にお手元にそろいます。
いったん見積もりをそろえた後で、条件設定を変えての再見積もりも、簡単にできます。
このサービスの利用者は、平均して保険料を年間約35,000円節約されているそうです。